2007年04月04日

E.G.P.P.100/Step68「弥生 三月 桃の節句に あくせく アクセス!」 2007年3月2日

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(レンダ 写真提供:のんべさん)

うーん、さすがに1ヶ月空いてしまうと、記憶もすっ飛んでしまいます。今回もディープな出演者が多かったので、それなりのイメージは十分に残っているのですが、細部がどーも今ひとつはっきりしません。

 JUNさんの誕生月でもある3月のE.G.P.P.100は、通常とはちがう盛り上がりを見せるのですが、今年もそれは健在。この所のE.G.P.P.100は、独特のゆるさがあり、出演者の熱いパフォーマンスとの温度差が何とも言えない良い感じになっています。今回も、オープニングの前、読売新聞の取材があり、JUNさんのかるーい「風月堂のうた」が聞けました。ちょっと早めに行って大正解。この時の取材記事は3月8日の読売新聞に掲載されています。
 今回も、いつものようにJUNさんのMCからスタート。、今夜はヒトリシバイのおもとなほさんがトップバッターでした。今年のおもとさんは一皮むけたというか、とてもハイテンションで飛ばしているんじゃないかなぁ。毎回、ハラハラドキドキ、とても楽しみです。
 2番手は、のんべさん。時間の関係で早い出番になりましたが、のっけから、おもとさんとのヒトリシバイ対決は迫力満点。のんべさんもここでは、いろいろと実験しているようで、毎回楽しみです。
 3番目は、ココナツさん。E.G.P.P.100の中ではとても貴重な存在で、今回も大地の呼吸を感じさせるステキな歌声を聞かせてくれました。
 続いて、KARAMIのおみよさん。バンドの時と違いストレートに個性が出ていて、とても良い感じ。KARAMIも良いけど、おみよさんのうたも魅力的でした。
 5番目は、岩井充さん。この人も大好きなポエマーの一人です。岩井さんは、いつでもどこでも岩井さんなんだなぁ。
 6番目は北村幸生さん。今回は水木ノアさんのガディスのライブと日にちが重なり出演が危ぶまれましたが、なんとか間に合ったようです。今回はイェースを封印してポエトリーで参戦。
 7番目は 服部剛さん。今年からBen's Cafeでの第3週のオープンマイクを主催しているそうです。服部さんを聞くのは今回が初めてですが、この人、妙に気になりました。
 8番目はレンダ。まさか、E.G.P.P.100に来てくれるとは!。レンダにとっては、全くのアウェイでしたが、心良く参加してくれました。いつものフィールドとはちがった場所でしたが、レンダはやはりレンダでした。むしろ、これはレンダの姿勢なのかも知れませんが、元気いっぱいで迫力満点のステージ。あの狭い空間をぴょんぴょんはね回るハコちゃん、めったに聞けないヒコさんのMCなど、見応え十分のステージでした。
 レンダの余韻が残りまくる会場の雰囲気を一挙に変えたのは9番目のジュテーム北村さん。レンダからジュテームさんへの流れは、今回のE.G.P.P.100の見所の一つでした。
 10番手は、KARAMIのドラマーかしさん。かしさんの作る空間も、とてもステキな空間です。今回は気持の良い(悪い)ラブソングでJUNさんの誕生日をお祝い。会場に暖かい笑いが溢れました。
 続いて、歌姫・マツイサトコさん。マツイさんは、今、絶好調なのかも知れません。この所、毎回、聞く度に新たな発見があります。春の嵐のようなパワー全開のマツイサトコ体験は、ちょっと貴重かも。
 今夜のトリは、YARZのアリさん。まさか、E.G.P.P.100でアリさんをタップリ聞けるとは思いませんでした。ボクは上野でのアリさんを聞き逃しているので、思い入れもタップリ。アリさんのライブを見れるのもE.G.P.P.100の醍醐味の一つです。

そして、JUNさん。今夜の出し物はbirthでした。この詩は何回か聞いていますが、大好きな詩の一つです。今回はハナヲさんの鳴り物入りで、タップリ堪能しました。
 まだまだ寒い3月の一夜、新大久保・水族館の熱気だけはもう真夏のような輝きを見せています。それにしても、E.G.P.P.100だけは、ずーっとテンションが下がりません。E.G.P.P.100、いつも見頃。次回は4月6日(金)。桜はまだ咲いているでしょうか?。(担当:13号倉庫)
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2007年03月10日

西立川まったりライブ 2007年2月18日

中央線沿線、去年は国分寺まででしたが、今年は早くも立川まで足を伸ばしました。案外出不精なボクとしては、これは画期的な事であり、今年の目標であるヨコハマへの第一歩でもありました。
 立川といえば、やはり日活映画の「野良猫ロック」です。70年代、憧れた街のひとつであり、ある意味では懐かしい街。時間があったので、ライブ会場まで歩いてみました。映画公開は30年以上も前の事なので、街のイメージは変わってしまっているでしょうが、街道沿いなど、街に残る雰囲気は当時のイメージを彷彿させます。立川、良い街だなぁ。

今日は、やまさん主催の「西立川まったりライブ」。会場は、ちょっとおしゃれな「西立川カンタービレ」です。ステージを道路沿いに設定していたので、ライブ中もウインドウの外は時折車が走って行きます。また、午後から夕方、夜にかけての時間がはっきりわかるので、部屋の中にいながら、まるで、野外ライブの感じです。
 今回は、やまさんゆかりのメンバーが一同に会してのライブ、そしてやまさんのホームグラウンドという事もあり、やまさん色の強い個性的なライブになったように思います。このようなライブは案外貴重で、たぶん、これからのライブの在り方として、一つの提言になるようなライブでした。

トップバッターは主催者でもあるやまさん
昨年は入院やら、12月の流血ライブなどでちょっと心配でしたが、今回は主催のとりまとめなどもあり、いつもの大迫力的なステージではなかったのですが、案外それが何とも言えない良い味を出していました。勿論、立川とうい街での安心感もあるのでしょうが、とても良い感じで、ブッ飛ばしてくれました。今日のライブの方向性を位置づけるトップランナーとしても最適のステージで、やまさんの素晴らしさを再確認させていただきました。
 2番目はふっきーこと福田理恵さん。ふっきーさんを聞くのは、今回で2度目ですが、E.G.P.P.100の時より格段に良くなっています。ふっきーさんのキャラクターやパフォーマンスはこれからどんどん広がって行くと思うので、まだ、断言はできませんが、ふっきーさんの持っている感性はちょっと魅力的じゃないかなぁ。たぶん、聞き継いでいくといろいろなものが出てくる事でしょう。かなり楽しみなポエマーの一人です。
 3番目は、ポエトリー界の貴公子PARAさん。今回もライブの雰囲気を吸収して、シッカリとしたパフォーマンスを見せてくれました。PARAさんのパフォーマンスは聞く場所によって微妙に違うのですが、その辺のPARAさんの仕掛けは案外楽しみの一つでもあります。
 そして前半の最後は、川上テルヒサさん。川上さんはある意味では、一番メジャー級なのかもしれません。特に全国から流れてきた東京都民の心情を訴える迫力は一流じゃないかな?。北島三郎「帰ろかな」、ジェリー藤尾「遠くに行きたい」につながる川上さんの流れは、正にニホン歌謡音楽史の流れと言っても良いでしょう。今回も聞き応え十分の迫力有るステージでした。

ここでしばらく休憩が入り、その後、店主カンタービレさんのライブ。ご本人は多少テレ気味のライブでしたが、ビオラとのセッションはかなりステキでした。途中洗濯バサミ投げの小技などもオチャメで、楽しかったなぁ。
飛び入りコーナーでのテケタさん、、田中眞紀子さん、、廣瀬康子さん。どの方も見過ごすわけには行きません。全員、文句無く要チェックです。時間が合えばライブハウスにゴー、ゴー!

後半のトップバッターはヒトリシバイのおもとなほさん。おもとさんはこの所、何回目かの急成長中なのですが、今回は2本立ての構成バランスが実に良く計算されていて素晴らしかったと思います。衣装を並べて、選ぶまでのわずかな時間の緊張感。これは、もう見せ場の一つですね。
 後半2番目は歌姫、マツイサトコさん。サトコさんもこの所急成長の一人。今回の出演者の中では多分マツイさんを一番聞いていると思うのですが、今回もフレッシュなステージを見せてくれました。この人の面白い所は、聞けば聞く程ニホン的な部分が見えてくる所です。しかしそのルーツが実にフレッシュというか、多分新しいニホン感覚なんだろうなぁ。マツイさん自体は極自然なんでしょうが、そこがとってもミステリアスなところです。多分、これからも彼女の歌は聞き続けて行くことになりそうです。
 そして「西立川まったりライブ」のトリをとったのは、この人もミステリアス中のミステリアス、恋川春町さん。恋川さんを聞くのは今回で3回目。前回のE.G.P.P.100での迫力ある熱演が忘れられなくて、今回、川上テルヒサさんと共にもっとも注目、聞きたかった一人でした。今回もE.G.P.P.100同様、ギターの山崎怠雅 さんとのデュオで登場。E.G.P.P.100では、まるで、マラソンを100メートルのような全力疾走で突っるような感じで、ハラハラさせられました。それは、まるで、ブレーキのない自動車をアクセル全開でブッ飛ばすような感じでしたが、今回は、それなりに抑制の聞いたステージでした。恋川さんを安心して聞いていてはいけないのかもしれませんが、今回はちょっとホッとしました。もっとも、今回を含めて、ボクの見た過去3度のステージは毎回全然違うパフォーマンスだったので、恋川さんについてはまだまだ、ミステリーが続きます。何気に楽しみなパフォーマーがまた増えてしまいました。

それにしても今回のライブは出演者、内容、共に、今年、来年を占う重要なライブだったように思います。これからは、まったりの中にあった個々のパワーの展開ががとても楽しみです。(担当:13号倉庫)

西立川「カンタービレ」HP  http://cantabile.ne.nu/
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2007年02月25日

E.G.P.P.100/Step67「満月・満足・短足・結節・節分に接吻!/オニに優しい天の邪鬼」 2007年2月2日

暖冬の影響で比較的暖かい日々が続いています。こんな時は何時季節が変わるのかよく解らない所ですが、今回のE.G.P.P.100は節分前日の開催。すでにポカポカ陽気の昨今ですが、E.G.P.P.100は、今回も充実した一夜となりました。今回のE.G.P.P.100も前回同様、オープニング前からすでに盛り上がり状態の雰囲気。最近のE.G.P.P.100は、ゆるい雰囲気の中にも激しい盛り上がりがスパークして、独特の雰囲気を醸し出しているように思います。果たして、それは何処から来るのか?。別に解明する必要はありませんが、毎月見て行くと、その辺は見えてくることでしょう。
 今夜もいつものようにJUNさんのMCからスタート。今月のテーマである節分とオニの話。たしか、去年の2月もそんな話だったような記憶がありますが、今年の方がディープだったかな?。いずれにせよ、風習はやはり生活の一部で、現在では案外忘れがちですが、大切な部分だと思います。

オープン・マイク、今夜のトップは北村幸生さん。今年の北村幸生は、多分勉強の時なのでしょう。相変わらず、お笑いネタはもう一つという所ですが、独特のキャラは健在。柔道の井上康生とともに頑張って欲しい一人です。
 2番目は、初登場のふっきー(福田理恵)さん。多少緊張気味でしたが、その感じがとてもステキでした。ストレートで映像を感じさせるポエトリーは、女性版PARAさんのようでした。ふっきーさんは声が良い感じです。
 3番目は久しぶりの岩井充さん。今回、岩井さんはシャンソンを題材にした詩を朗読してくれました。久しぶりに聞く岩井さんはとても良い感じでした。今年は岩井さんの詩をたくさん聞きたいですね。

この辺から出演順があやふやになってきます。
 次はジュテーム北村さん。今月もジュテームさんのパフォーマンスを見る事ができました。今月はちょっと押さえめな感じでしたが、迫力満点のステージに引き込まれました。
 ココナツさんも先月に引き続き、素敵な歌を聞かせてくれました。今回はちょっと荒木一郎が入っていたかなぁ……。でも、本人にお聞きするとそんな事は無いということでした。
 そして、のんべさん。今回は節分に合わせた「鬼〜桜花〜」と「禁酒」の2本立でした。なかでも「鬼〜桜花〜」は圧巻。舞台ではもっと大がかりとのことですが、オニのシーンでは、のんべさんが、本物のオニのように見えました。いつもながら、のんべさんの目力には圧倒されます。
 最近ではのんべさんとペアのような感じがしますが、おもとなほさんの狐もステキでした。のんべさん同様、おもとさんの目力も、この所迫力が増してきていますが、今回は怖いながらも、とても可愛い狐でした。コン。
 続いて、成瀬信彦さん。舞踏家の動きはいつも驚く程美しいのですが、目の前で見ると、さらにその美しさが大迫力で伝わってきます。足の先から頭の髪の毛まで、人間はこんなにも綺麗な動きができるものなのでしょうか?。今夜は本当にラッキーな夜でした。
 次もディープなパフォーマンスが続きます。「ゴッタン」のハナヲさん。「ゴッタン」とは総木三味線のことだそうです。その音色はちょっと硬めで力強さを感じました。今回のステージはちょっと控えめな感じがしましたが、パワフルな迫力は半端ではありませんでした。
 そして、ほとんどレギュラーのBOUZパンク、コボリイチエン和尚。つい数日前、みっこたんの雛人形が届いたそうです。最近のコボリさんは、ハードなラブソングが良い感じです。
 そして、オープンマイクのトリは久しぶりの美季マドカさん。これまた久々にタマオキヒロシさんとの共演となりました。時間が押していたので慌ただしいステージでしたが、今年もマドカ節は健在です。

結局、時間が押したのでJUNさんのポエトリーは短めでした。今回のオープンマイクでは行き場のないオニたちが、大挙して新大久保「水族館」に集合した感がありましたが、結局一番のオニはJUNさんということで、丸く収まったんじゃないでしょうか?。(担当:13号倉庫)
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2007年01月22日

E.G.P.P.100/Step66 「40年目のSUMMER OF LOVE!!」 2007年1月5日

1月3日に放映されたNHK_BS2の特集「日めくりカレンダー 1967年」は、残念ながら衛星放送のチューナーが無い受像機なので見る事が出来ませんでした。風のウワサから想像すると、それなりの番組だったようですが、ボクの個人的な1967年といえば、瞬間的に出てくるものは、あまり無いかもしれません。洋楽やGSなどは聞いていたし、必死に、ニッポン放送にダイヤルを会わせていた事は確かです。しかし、「花のサンフランシスコ」もフーテン族も海の向こうのはるか彼方の話。ただ、いろいろな面で何かが変わりつつあるような感じは何となくしていましたが、まだまだのんびりした時代だったように思います。ベトナムも学生運動も、もう少し後の話。せいぜい学生服の詰め襟のフックを外すのが精一杯の1967年でした。

2007年の乱入初めは、E.G.P.P.100。去年に引き続き、松の内開催という事もあり、新年会ノリのE.G.P.P.100となりました。今回のエントリーは11組(たぶん)と普段よりも多めで、これも正月なのか、ガンジーさん、春田さん、かしさん、ココナッさんなど、久しぶりの顔も多く、新年会気分を満喫。正月の演芸場の雰囲気があったようにも思いました。

先月に引き続き取材が入ったE.G.P.P.100ですが、今回は活字媒体ということもあり、JUNさんのオープニングも比較的スムーズでした。先月はTVカメラが前にあったので、ちょっと緊張したのかナ?。40年目のSUMMER OF LOVE!!。まだ今年も始まったばかりですが、E.G.P.P.100はいつだってSUMMER OF LOVE!!。今月のオープンマイクも、熱い熱気で、新大久保・水族館はヒート・アップ!!の夜となりました。

オープンマイク、2007年のトップバッターは、初めて聞く藤記さん。
鯖というHNでJUNさんのブログ「風雅遁走」でお馴染みですが、正月にふさわしい?、「いろはうた」を披露してくれました。正直言って、ちょっと難しいというか、解りにくいという感じでしたが、目を閉じて聞いていると、とても良い感じ。実は藤記さんは、次に登場のイェース北村さんの時にマキヲ改めあげ羽姐さんと共に大爆発。ある面では、今回のE.G.P.P.100、最大の見せ場となりました。
 2番目は、そのイェース北村こと、北村幸生さん。去年のE.G.P.P.100で印象に残った一人ですが、今回は当たりキャラの、イェースではなく、ドクターで登場。北村さんの場合はネタがまだまだ確立されていないので、そのパフォーマンスはいつも不安なのですが、今回は、北村さんが考えたネタよりも、藤記さんとあげ羽姐さんの突っ込みを方が断然面白く、いつもに比べ脱線幅が大きくなりました。うーん、どうなんだろう?。突っ込まれ芸人としては、それなりに面目躍如といった所でしたが……。それにしても、藤記さんとあげ羽姐さんの言葉に対する感性と反応には脱帽でした。
 そして、3番目、あげ羽姐さん登場。先月はエントリー終了後に顔を見せてくれましたが、今月は万を持してのエントリー。久し振りのあげ羽節で、E.G.P.P.100のへび女の異名は健在でした。今回はマンボーをキーワードにいつものあげ羽節を展開してくれましたが、にょろにょろと自由にうごめく感性が、ディープな所で脳味噌にカラミつきます。
 4番目はPARAさん。今回はタイガーマスクの歌を熱唱。忘年会+新年会的な雰囲気でしたが、そこは、PARAさんらしい歌詞の選択があり、妙に納得。PARAさんのポエトリーも良いのだけど、今年は、案外、歌手としてのパフォーマンスが見られるかも知れません。「輝け明星! 歌うPARAダイス」なんてのもアリかな?。
 5番目は、ダルマ舎、平山さん。今回はガンジーさんとのコラボで、気持良さそうなステージを展開してくれました。ガンジーさんの音楽により、平山さんの詩のスケールが一気に拡大したような感じです。このコラボはまた体験したいと思いました。
 6番目はおもとなほさん。今回は「マッチ売りの少女」ネタ。マッチ売りがライター売ってはイケないと秘かに思っているのですが、ライターを貰ったので良しとします(笑)。それよりも、おもとさんの目力に注目。新年早々、迫力満点、マッチよりもライターよりもおもとさんの瞳が強烈に燃えていました。
 7番目は元祖北村のジュテーム北村さん。正月早々からジュテームさんを聞けたのは、ちょっとうれしい。今年もたくさん聞きたい詩人の一人です。
 8番目。ここから音楽が続きます。先ずは久しぶりのココナツさん。ココナツさんのうたは、南国ムードタップリというか、波の音が、かすかに聞こえるような感じで、たまに聞きたくなるのですが、今回もとてもステキなライブでした。
 9番目は、05年10月のE.G.P.P.100ゲスト・バンド、KARAMIのドラマー、かしさん。今回はじっくりと弾き語りを披露してくれました。何か、落ち着く感じで、安らかに聞くことが出来ました。うーん、味があります。
 10番目はMIIZKサン。ストレートで力強いパフォーマンスで、MIZKさんの性格が120%出ているようなステージでした。
 2007年、最初のオープンマイクのトリは、お馴染み、BOUZパンク、コボリイチエン和尚。ボクがE.G.P.P.100を追いかけてから、3回目のお正月。今年もイチエン和尚の歌がたくさん聞けますように。濃い雰囲気のE.G.P.P.100でも、ゆるーい雰囲気のE.G.P.P.100でも、やはり和尚の歌は光ります。(オープンマイク、出演順は、記憶が定かでないため、多少の前後があるかも知れません)

E.G.P.P.100、最後はいつものようにJUNさんのポエトリー。今夜は、ガンジーさん、春田さんがバックに入り、「風月堂の夢」を聞く事が出来ました。クラリネット、ドラム、そしてポエトリーと、息の抜けないスケールの大きな展開は圧巻。正月早々JUNさんノリノリのパフォーマンスを見る事ができました。今年も、JUNさんのライブ感溢れるステージをたくさん見られそうな予感。E.G.P.P.100も、まだまだ旬が続きそうな予感がします。「40年目のSUMMER OF LOVE!!」今年は真冬から、熱い日が続きそうです。(担当:13号倉庫)
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2006年12月27日

松岡宮プレゼンツ「赤坂銀河祭り」 2006年12月14日

8月の「赤坂お盆」で強烈な印象を残した松岡宮さんのイベント。実はまだ松岡さんの全貌を把握出来ないでいます。全貌を把握したところでそれが何?、という感じですが、松岡宮には興味アリ。まだまだオモチャ箱の一部をひっくりかえしただけ。まだまだ、何が出てくるか解りません。今年出会ったパフォーマーの中では最高の一人です。
 今回の「赤坂銀河祭り」は、E.G.P.P.100でお馴染みのイェース北村も出演。果たして赤坂の地で、どんなパフォーマンスを繰り広げるのかも注目でした。当日は小雨が降り、残念ながら銀河は雲の上。しかし、会場のL@N赤坂だけは、満天に星が光り輝いていました(アソコは照明が綺麗だからなぁ)。

本日の出演者
● KaMiya
さすらいのキーボーダー。打ち込みのサウンドと独特のボーカルが心地良い空間を作ります。この人の歌声は案外クリアに脳味噌に飛び込んでくるので、無防備に反応してしまいます。60年代、東芝EXPRESSレーベルのブラッキーな奴といっても、もうほとんど忘れられてしまっているでしょうが、サトー・ノトの現代版といっても良いかもしれません。KaMiyaが歌い出すと、暗い曲でも、悲しい曲でも、涙流しながら踊ってしまう。そんなステキなライブでした。
●VAGDIK
即興演奏と即興ペインティングのパフォーマンス。ギター、ドラム、そしてペインティングと3人の間合いがL@N赤坂の空間にハジケました。冒頭からジャブの出し合い。中盤、一人一人のソロ・パートと、それぞれバランスのとれたパフォーマンスは案外やり慣れている感じがしないでもないのですが、突っかける微妙なきっかけがヒシヒシと伝わってきて、緊張感のあるステージでした。
● イェース北村
北村幸生という芸名があるそうですが、やはり通りは、怪しい切り捨てトークのイェース北村でしょう。今回のステージは、今年見た中ではベスト・ステージだったように思います。イェースとしては、案外力が入っていたステージだったのでは?。今回のステージはイェース北村、ドクター北村、ポエトリーと3つのコーナーに分かれていて、それなりに飽きさせないステージだったと思います。ただし、ポエトリーはお笑いとしては禁じ手。ポエトリーはなかなか良かったけど、1ステージの印象がここに集約されてしまうように思います。せっかく、イェースやドクターがあるんだから、ちょっと勿体ない。
● マッドシティー
基本的には、カトちゃんケンちゃん面白テレビのビデオコーナー。客席は受けていたのですが、ボクとしては苦痛でした。作品としてはかなり暴力的な作品でしたが、作家にどれだけの覚悟があるのか。緊張感などは求めていないのでしょうが、あまりにもユルユル。まぁ、所詮、カトちゃんケンちゃんですが、カトちゃんケンちゃんとの大きな違いは、そこに愛情があるかどうかです。久しぶりに乱暴で下品な映像を見ました。怒怒怒!。
● 松岡宮
松岡さんはやはり「変」です。実は、その「変」は、ボクらも確実に持っているものだと思います。ただ、その「変」が松岡さんのように自然には出てきません。だから、いろいろなパフォーマンスがあるのかもしれません。しかし、松岡さんの「変」は、パフォーマンスに加工された「変」ではなく、むしろ自然・天然なものなのかも知れません。松岡さんのポエトリー・パフォーマンスがパワーに満ちあふれているのは、そういうことなのかも。
 今回、それを感じたのは、松岡さんの動きです。それは、鍛え上げられたダンサーのような動きではなく、むしろ、ぎこちなさを感じたりするのですが、不思議なことに、それがとても美しく見える。もちろん、詩の良さもあるのですが、ビジュアルのバランスとしては、個性的で、独特のスケールを感じました。松岡ワールド全開!。松岡さんのライブ、ちょっとくせになりそうです。次回も楽しみ。(担当:13号倉庫)

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2006年12月25日

2006年のE.G.P.P.100(12)

バタバタしていたら今年も後1週間。見聞録の掲載も、また6本ほど溜めてしまいました。熟考しているわけではないので、印象は次々と薄れて行きます。とりあえずは、記憶をたどりつつ、今回も書き連ねます。
 今回は、ほとんどレギュラー出演者だったので、E.G.P.P100的にはゆるい展開でした。それはそれで、このイベントならではの雰囲気もあり、悪くはないのです。いや、むしろ心地良い。しかし、出演者はともかく、初見の人はどのような印象をもつのか?。その辺はいつも気になっている所ですが、他の様々なイベントを見ても、このような空間、時間の流れは知っている限りでは唯一無二ということで、何かしらのインパクトがあるように思うのですが、どうでしょう?。

いつものようにJUNさんのMCからスタート。今回のテーマは「青の時代――玉乗りの少女」。JUNさんが、いまだ恋しているという、ピカソの絵、「玉乗り」(Acrobate A La Boule,1905)と、ピカソの青の時代に焦点が当てられているようです。そして、E.G.P.Pの「玉乗りの少女」マツイサトコに捧げるポエムのお披露目も兼ねているとのことで、今回はこれが最大の楽しみでもありました。、

そして、オープンマイクがスタート。出演順は、ちょっとあやふやです。
トップバッターは、PARAさん。今回はもう既に飲んできたのか、風邪にやられていたのか、体調がかなり悪そうでしたが、それもPARAさんらしいといえばPARAさんらしい。今回は新作ではなく、旧作を何篇か朗読してくれました。まだ、早いけれど、12月という事もあり、一挙に師走の雰囲気。特に、もうやらないのではないかと思っていた、「二代目市川商店」が聞けたのが収穫でした。
イェース北村。イェースはこの1年ですごく良くなったと思います。特に、ここ数ヶ月は面白さが倍増。その突っ込まれ芸は、観客と一体化して、不思議な笑いを引き出しつつあります。また、最近は妙な存在感もでてきたようにも思います、今年1年で急速に伸びた芸人さん。観客にこびない芸風を確立するともっと伸びるんじゃないかと思います。
Bambiさん。今回はいつもの講話ではなく、ポエトリー・リーディングで参加。昔書いた詩という事でしたが、ストレートで、とても可愛い詩のように思います。案外bambiさん、昔も今も全然変わっていないんじゃないかな?。その後、時間があるという事で、短い講話も披露してくれました。Bambiさんの講話はもう、一つの名人芸にまで達していると思うので、歳末のE.G.P.P100で聞けたのはラッキーでした。来年は独演会だなぁ。
毎月勢力的にライブをこなしているのんべさん。E.G.P.P100で彼のライブを見る事が出来るのはちょっとラッキーなことなのかも知れません。今回は即興ではなく、ちゃんと台本のあるパフォーマンスでしたが、最初から最後まで大爆笑。ツボを見事に押さえまくっているのと、瞬時に雰囲気をつかむアンテナはとにかく凄い。至福の一時でした。
おもとさんの一人芝居も毎月毎月楽しみの一つです。おもとさんは、今の所、ほとんど再演はしないので、毎回気が抜けません。今月は、去年、好評だった「カーニバル」の続篇。前作の雰囲気を大事にしながら、祭りのあとの日常をステキに表現してくれました。カーニバルの華やかさには欠けるけど、実はこの続編のディープさは、前作と一体のもの。その意味では、2作連続で演じで欲しいとも思いますが、どうでしょう。
BOUZパンク、コボリイチエン和尚。2006年もコボリさんをたくさん聞くことが出来ました。コボリさんは、案外bambiさんの講話と対をなす。そんな感じもしないではありません。今月もコボリヒットメロディは健在。マツイさんのギターを借りて、熱唱してくれました。ラスト、今年の大ヒット曲、「こんにちは赤ちゃん」以来の赤ちゃんソング「君に会えてよかった」(正式なタイトル、わかりません)が聞けて良かった。ホント、暖かい気持になれました。
そして、オープンマイク・ラストは現在来日中の歌姫、マツイサトコさん。今回はいつまでいるのか解りませんが、毎月精力的にライブを展開中です。今回は先月に続き、新曲を披露してくれました。そして、今の所、彼女の代表曲「レス・ウエイトレス」も。今年のマツイさん、気が付いてみると一回りも二回りも大きくなったように思います。毎回聞くのが楽しみなシンガーの一人。

そして、いよいよ今年のE.G.P.P100もラストになりました。今回はNHKの取材が入っていたので、ちょっと緊張気味のJUNさん。MCも心持ちゆっくりのように感じました。今回は3作品を朗読。朗読が始まればいつものJUNさんワールドに突入しました。マツイサトコさんに捧げられたポエムは果たして曲がつくのだろうか?。それは歌姫、マツイサトコにかかっているのですが、是非、聞いてみたいと思います。でも、うーん。楽しみにしています。そして、今年の締めはJUNさんの十八番「風月堂の詩」。最後の最後にこれが聞けるのは、とてもうれしい事です。多分今年はE.G.P.P100では3回目だと思います。

JUNNさんのパフォーマンスで今年のE.G.P.P100も終了。終了後、E.G.P.P100のヘビ女、マキヲ改め、芸者修行中の揚げ巻姐さんが到着。いやー、とても良い感じでした。その場で、「芸者ナイト」の企画も持ち上がり、来年は、おもとさんとのマキヲモト改め、「揚げ巻&うずらナイト」がみられるかもしれません。
E.G.P.P100、今年もステキなイベントでした。出演の皆さん、お疲れさまでした。さぁ、来年はどんなパフォーマンスが見られるのでしょう。レギュラーの皆さんは勿論の事、若いパフォーマーの皆さん、E.G.P.P100、まだまだ旬。2007年は1月5日(金)スタート。当代唯一無二の不思議な雰囲気のイベントにぜひ足をお運び下さい。(担当:13号倉庫)
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2006年12月02日

2006年のE.G.P.P.100(11) 2006年11月3日

気がつくともう12月。怒濤のような先月は中盤から体力が猛烈に落ち込み、なにも手が着けられない状態で、1ヶ月が過ぎました。溜まりにたまった個人的な用件はほとんど手つかずに残り、不完全燃焼状態で12月を迎えました。とりあえず、できるだけやり残した事をこなしてゆく予定です。

と、いう訳で11月のE.G.P.P.100.今回は数えて64回目です。先月は60回達成記念大会だったので、通常のオープンマイクは2ヶ月ぶりです。今回は、あの「二十歳の原点」がテーマという事で、ちょっと懐かしい雰囲気にあふれたE.G.P.P.100.でした。不思議なもので、E.G.P.P.100.は毎回、JUNさんの出してくるテーマに会場の新大久保「水族館」が染まります。例えば、今回の「二十歳の原点」にしても、はるか昔の出来事であり、それを知っている人、知らない人、知っていてソッポを向いている人など、温度差はいろいろあると思いますが、なにか、それぞれの思い入れや、感じ方が、一つの雰囲気を作っていたように思います。新しい、古いというよりは、それぞれの今が敏感に感じ取れるE.G.P.P.100.。それは、過去でも未来でもなく、あの日「水族館」にいた人たちの、正に今、という時間だったのではないかと思います(と、前置きが長くなりましたが、この日はオープンマイクが始まる前から、「二十歳の原点」で盛り上がっていたので、とりあえず、その雰囲気をちょっとやってみたかったのです)。

いつものようにJUNさんのMCからスタートです。JUNさんは、翌日の「はらっぱまつり」での「ジュンココ」出店を控えて、ちょっとオーバーワーク気味の様子でしたが、今夜のテーマを解りやすく解説してくれました。

今夜のトップバッターは、いつものようにフーゲツ亭の一番弟子、bambi姐さん。bambi姐さんの講話は、いつも暖かい気持にさせてくれるのですが、今月の講話は格別なものでした。bambi姐さんの凄くマジメな人生論は、案外、マジメに「いいかげん」をやってきたということなのかもしれません。しなやかで、したたかさを感じるbambi姐さんの話芸は絶品。思わず、フーゲツ亭小寂聴と呼ばせて頂きたい!。
 2番目の登場は、やまさん。10月26日の無善寺のステージ(美季マドカ歌謡ショー)は、ある意味、やまさんの集大成だったのかもしれません。今回は鐘一つでのアカペラステージ。やまさんの言葉が、よりシンプルに、ストレートに飛び込んできます。聞く方としては、ただ、それに身を任せていれば良いのですが、かなりハードでした。
 3番目は北村家族のやんちゃ坊主、イエース北村。とりあえず、今はやれる事はなんでもやった方が良い時期なのかもしれません。今回はスケッチブックで冒頭から沈黙を通しました。このセンスは良いと思いましたが、ちょっとハズシ気味だったように思います。しかし、イェースの、このハズシというのは結構面白いので、いつも楽しみではあります。
 4番目ダルマ舎の平山さん。この人のパフォーマンスも毎回楽しみです。最近は横浜での活躍も多く、「ドロップアウト・カレッジ」の頼もしい総長さんです。
 5番目もポエトリーが続きます。PARAさん。今回は丁度良い感じに酔っぱらっていて、力みが抜けていたようです。そろそろ、時間があれば、E.G.P.P.100以外でのPARAさんのステージに足を運びたくなりました。ウーン、時間がなかなか合わないよー。
 6番目は今回初登場の「D.Y.A.P」。今夜は、ギターとベースの2人組で、ごきげんな音を聞かせてくれました。オリジナル二曲の演奏でしたが、なかなかカッコ良い。また、近い内にぜひ聞きたいものです。
 7番目は松岡宮さん。8月の赤坂御盆で、「レンダ」と共に衝撃をあたえてくれた一人です。この日は朝にNHKで、松岡さん出演の番組もやっていたので、小松岡デーという感じでした。パフォーマンス前はちょっと緊張していたのか、それともそれが普通なのか解りませんが、パフォーマンスが始まってからは圧巻。一人東京キッド・ブラザース(初期の)は健在でした。12月の赤坂が楽しみです。
 8番目はダクタリさん。アフリカ・ケニヤで獣医をされているそうですが、ダルマ舎、平山さんのつながりで参加。アフリカの民俗楽器を演奏してくれました。その他、アフリカでのODAの使われ方など、興味深いお話を聞かせてくれました。
 9番目は、お馴染み、BOUZパンクの、コボリイチエン和尚。今回も軽快にコボリ・ヒットメロデーを連発してくれました。本業がいつも忙しそうなのですが、この所、毎月聞けるのが、なんともたまりません。
 そして、今夜のトリは、歌姫、マツイサトコ。この所のサトコ姫は聞くたびにパワーアップしているように思います。今回のステージでも、そのパワーは大爆発。まだまだ荒削りなのでしょうが、今夜は鳥肌が立ちました。たぶん、今年の忘れられないステージの一つになるでしょう。新曲の「Save me」は、目をつぶって聞いていると、ベッド・ミドラーの映画「ローズ」を思い出しました。「ローズ」はジニス・ジョプリンをモデルにした名作ですが、何故か、サトコ姫の歌声がWりました。うーん、これはヤバイ。

オープンマイク、終了後はいつものようにJUNさんのパフォーマンス。今回は、本来6月に読む予定だった作品をパワーアップした「しあんくれーる??ひかり 輝く 野へ!」。もしも、高野悦子さんが、自殺する事無く生きていたら、どのような気持でこの言葉を聞くのだろう、そんな感じにさせられた作品でした。というか、あれからもう30年以上が過ぎたのですが、恐らく、あの当時は、みんなが多かれ少なかれ高野さんのような感覚を持っていたようにも思います。それは、本当に青春の一時期だったのかも知れません。ボクは、高野さんのように純粋ではなく、思い詰めもせず、JUNさんの辿った修羅場もなく、ただ、だらだらと、いい加減に……。その意味では正にbambi姐さんのいう「50歳の減点」です。JUNさんの言葉がグサグサと胸に突き刺さります。それは、昔の出来事ではありますが、正に2006年そのもののようにも思います。「しあんくれーる、しあんにくれる」。E.G.P.P.100終了後、JUNさんのオヤジゴロ合わせは呪文のように夜のしじまに響き渡りました(ジェット・ストリームかよ)。
 E.G.P.P.100今月も快調。毎月第一金曜日、時間に都合のつく人はぜひ、新大久保「水族館」へ。(担当:13号倉庫)
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2006年11月19日

2006年のE.G.P.P.100(10) 2006年10月20日

今月のE.G.P.P.100は第3金曜という変則開催となりました。そして60回突破記念として行われたのが、今回のStep63、E.G.P.P.100スペシャル・イベント「10月は黄昏れの国(THE OCTOBER WAS TWILIGHT COUTRY)」です。
 今回は、記念イベントという事で、オープンマイクではなく、スペシャル・ゲスト大会でした。まるで、お祭りのような華やかさ?。「大道芸か、見せ物小屋か?それとも世紀のサーカスか? 連続開催60回!。「10月の国」がやってくる!」(JUNさんのコピーより)
 JUNさんのワクワクするような出演者紹介によると、玉乗りの少女(マツイサトコ=歌)、刺青の男たち(ねたのよい=ロック)、平成の笠置シヅ子(ララリーヌ=歌)、髪がヘビになった男(AKIRA=歌)、そして、吸血鬼(フーゲツのJUN=ポエッツ)! 。
 強力メンバーが勢揃い、という事もあり、「水族館」の椅子がほぼ埋まり、多分、出演者も観客も熱気ムンムンのスタートとなりました。
 今夜のMCは突然登場の、怪傑ゾロリさん。怪傑ゾロと言うと、アラン・ドロンの映画が思い出される(時代によっていろいろあるでしょうが)のですが、怪傑ゾロリさん、ひょっとして、その正体は、アラン・ドロン、その人だったのかも知れません。
 奇々怪々の中、本日のE.G.P.P.100も無事スタート。先ずは、玉乗りの少女(マツイサトコ)、の登場です。
 それは、今回のショーのトップにふさわしいステージでした。マツイサトコがこんなに力強いステージを見せてくれるとは!。これはE.G.P.P.100のマジックなのかもしれませんが、「玉乗りの少女」というJUNさんの課題を見事に演じきっていたように思います。もちろん、マツイサトコにそれだけの資質があるのは当然なのですが、それにしても見事な「玉乗りの少女」でした。
 それは、2番目に登場した「刺青の男たち」、ねたのよい、にも言えます。ねたのよいを聞くのはほぼ1年振り。今回のライブもパワフルで、更に爆音がとても聞き易い。ねたのよいがこんなにポップなバンドだったとは!。今思えば、去年12月の「就職しないで生きるには 〜ビート的生き方」でのNODDYさんの弾き語りの時に、その気配はあったように思います。
 マツイサトコ、ねたのよいで、盛り上がったカーニバルはいよいよ、「平成の笠置シヅ子」ララリーヌさんへと続きます。
 ララリーヌさんは、「私の青空」で登場。心憎いまでの演出でした。昭和のカバー曲もそれなりに新鮮。確かに奥に潜むパワーは笠置シズ子的なのかもしれませんが、ボクはむしろ、雪村いずみ的な艶を感じました。それは、「ラッキー・カムカム」を最初に聞いたのは、雪村いずみバージョンだったからなのかもしれません。それに、どちらかというと、昭和歌謡のカバーよりも、オリジナルの沖縄で作られた歌のほうに強い魅力を感じたからなのかもしれません。嵐の前の静けさ的というか、生活感溢れる穏やかな歌声は、衝撃でした。
 ここでJUNさんの登場。JUNさんはいつもライブのバランスを調節しながらのステージで、今回も時間が押していたので、パフォーマンスは短めでした。毎回、もっと聞きたいと思うのですが、あとで考えてみると、イベントとしては、JUNさんの個性を見事に出しつつ、まとまっています。
 そして、今夜のトリ、AKIRAさん。衝撃的と言えば、AKIRAさんのステージも凄かった。それは、人間の、人間による。人間の歌とでも言うべきもので、ストレートに心の奥底に飛び込んできます。それは、ただ単に「パワー」があるというだけでは説明がつきません。一体、この浸透力は何なのでしょう。この瞬間、新大久保「水族館」は、とても不思議な空間になっていたように思います。
 正に今夜はカーニバル。もともと記念大会ではありますが、今年開催のE.G.P.P.100の中でも特異な夜でした。100回開催まで、あと37回。あと3年1ヶ月。E.G.P.P.100、出演するのも、覗きに来るのも今が旬、ちょうど見頃です。(13号倉庫)
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2006年09月21日

「蛙の会」公演 2006年9月3日

「蛙の会」公演に行って来ました。「蛙の会」とは、活弁や紙芝居、朗読や語りを通じて話芸の勉強を行っている、マツダ映画社がバックアップしている会です。
 公演当日は会場に入りきれない程の客が集まり、開演前からかなりの盛り上がりとなりました。出し物が、活動写真、紙芝居など昔懐かしいものが多かったせいか、観客の年齢層も高く、いつもの自主映画やライブとは雰囲気が違いましたが、むしろ今の若者たちよりも、楽しみ方を知っているというか、とても良い雰囲気だったと思います。
 勿論、演者の方々の年齢も多少高いように思いましたが、、長年鍛えられた話芸は玄人はだしだったように思います。それにしても、面白さやその楽しみ方を知っている方々の多い催しというのは、本当に楽しいものです。
 当日はなつかしの(とは言ってもボクはリアルタイムではないので、むしろ新鮮でした)サイレント作品上映(蛙の会、会員の方の活弁付き)、と紙芝居。特に紙芝居は。今も保育園などでは行われているようですが、民話紙芝居、伝記紙芝居、落語紙芝居など、ジャンルの広さ、そして街頭紙芝居の奥の深さには驚かされました。(担当:13号倉庫)

当日の演目
●民話紙芝居「狐の鳴き色」(保科千恵美)
● 活動大寫真(漫画)「一寸法師 ちび助物語」(榎本千賀)
昭和10年のアニメーション作品。やたら絵が動いていたのでまさかと思っていましたが、「桃太郎・海の神兵」の瀬尾光世作品でした。
● 伝記紙芝居「芭蕉」(高木孝)
● 活動大寫真「チャップリンの霊泉(The Cure)」(飯田豊一)
チャップリンはやはり好きになれません。
●活動大寫真「野狐三次」(田家左和子)
昭和5年(1930年)松竹キネマ下加茂 監督・小石栄一 主演・林長二郎
● 民話紙芝居「ごすけのよめさま」(山我静)  
● 街頭紙芝居「少女椿」(湯川博士・湯川恵子=夫婦競演)
● 落語紙芝居「さらやしきのおきく」(岡松三三)
● 活動大寫真「ターザンと探検隊」(坂元洋)
ターザンもの。単純といえば単純ですが、やはり面白い。正に活動です。
● 活動大寫真「滝の白糸」(早乙女宏美・高橋晴美)
昭和8年(1933年)監督・溝口健二 主演・入江たか子
久しぶりに見ました。こういう作品は保存されているだけでも凄いと思います。
●街頭紙芝居「妖精ベラ(18巻から完結まで一挙公演)」(湯川博士(17
巻までのダイジェスト),榎本千賀(18巻), 岡松三三(19巻) ,中原路津(20〜21巻))
これはぜひ、1卷から全部見てみたい。ラストの部分だけでも連続物の面白さを満喫しました。                               
● 活動大寫真「月形半平太」(周磨要)
大正14年(1925年)監督・衣笠貞之助 主演・澤田正二郎
動いている澤田正二郎を見るのは初めてかもしれません。それだけで満足です。
●落語紙芝居「田能久」(武田満佐子)
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2006年09月18日

2006年のE.G.P.P.100(9) 2006年9月1日

夏の終わり、秋の始まり、どちらにしてもまだ早すぎます。寝ぼけ面で無意識にカレンダーを破ったのは何となく覚えていますが、これで、月が変わってしまいまうのは、何とも奇妙な感じです。9月はちょっと早いけど、妙に年末を意識する中途半端な月で、「まだ」なのか、「もう」なのか、年末まであと4ヶ月、走り出したら止まらない。そういう意味では、物思いにふける束の間の時間でもあります。
 そして、いつものように今月もE.G.P.P.100。今回も、豪華な出演者が勢揃いでワクワクする一夜となりました。
 今回のStep62、テーマは「セプテンバー・ソング(September Songs)」。9月といえば、思いだすのは9.11です。
 あの日は客の来ない13号倉庫でラジオの臨時ニュースを延々と聞いていました。第一報は本当に軽い報道で、それが時間を追うごとに騒然としてきたのだけど、相変わらず店内は静かで、そこは9.11とは、あまりにもかけ離れている状況でした。真夜中に、美空ひばりやジョン・ウェインのビデオを借りにくる客など、いる方がおかしいのかもしれません。
 あれから5年、変わったものと変わらなかったもの、失ったものと、得たもの、その辺の個人的な検証はまだ出来ていませんが、明らかに時代は変化しています。それが良いのか、悪いのか、その結論が出るまでには、まだまだ時間がかかるのかもしれません。

今月もいつものようにJUNさんのMCからスタート。今回はJUNさんがオープニング用に用意してきたCDを自宅に置いてきたということで、急遽「風月堂の詩」からのスタートとなりました。これも9月ならではのイタズラだったのかも知れません。

オープンマイクのトップ・バッターは、しいこキタムラさん。彼女を聞くのは今回が2回目ですが、BGMのかけ間違いというアクシデントの中、とても可愛い詩を朗読してくれました。今回は手話はありませんでしたが、リアルタイムのしいこキタムラさんの輝きがとても眩しかったように思います。
 2番目はPARAさん。スキンヘッドが眩しい、というよりは、パンク詩人の本領発揮。最初は、歌姫「マツイサトコ」に捧げるラブレター。真面目さと、いい加減さが妙なバランスを醸し出している作品で、PARAさんらしさが全面に出ていて、とても良い感じの作品でした。2篇目は「デスゲーム」。これはPARAさんの心情が色濃く出ていて、聞く方は結構つらかったのですが、ここの所聞いたPARAさんのパフォーマンスではベストのように思います。
 3番目は、お馴染み、イェース北村さん。今日は二日酔いという事で、結構グタグタでしたが、先日のネイキッド・ロフトに比べるとかなり楽しめました。ある意味E.G.P.P.100はホームグラウンドなので、地の利があるのは当然のことかもしれません。イェースは場数を踏むごとにだんだん良い感じになって来ているので、これからが楽しみです。
 4番目はやまさん。今月は、久々に「時空の旅人」を熱演してくれました。この作品を見るのは2回目ですが、ある面ではやまさんワールド全開のステージで、ボクもやまさんと一緒にあの時代にタイムスリップ。70年代を堪能させていただきました。
 5番目は、久しぶりのジュテーム北村さん。疾風のように現れて、疾風のように去っていく、まるで月光仮面のようなステージでしたがジュテームさんのパフォーマンスもE.G.P.P.100の楽しみの一つで、いつも得したような気分にさせてくれる一瞬です。
 6番目は、おもとなほさん。今月は、今までにない激しさがあるステージだったと思います。こういうステージもたまには見たいというのはないものねだりで、むしろ、この瞬間に立ち会えた事が、ラッキーだったといえます。パフォーマンスが終わった後のスッキリとした、おもとさんの表情がとても素敵でした。おもとさんのパフォーマンスの中では、記憶に残るステージとなりました。
 7番目は、お馴染み、BOUZパンクのコボリイチエンさん。毎月ほぼレギュラー化していますが、やはりE.G.P.P.100にはなくてはならない人です。今月は、いつものヒット曲はお休みでしたが、どれもお馴染みの曲で十分堪能しました。
 8番目は、歌姫、マツイサトコさん。帰国後初ライブということで、1曲歌ってくれました。何でも寝坊したとかで、とりあえず歌を聞けただけでも良かった。凱旋ライブは10月1日、下北沢であるそうなので、要チェック。JUN(ナシモト?)さんのアメリカ紀行・インタビューもなかなか面白かったと思います。
 9番目は恋川春町さん。今回は所用で欠席のbambi姐さんの代理で美人受付嬢も兼ねての出演でした。E.G.P.P.100での恋川さんは2回目で、前回は予告編のような感じでしたが、それでも恋川さんの存在感がビシビシと伝わってくるステージでした。そして今回、パティ・スミスは勉強不足でよく解りませんが、まるで、ジャニス・ジョプリンを見ているような感じでした。勿論、ジャニスのステージはナマで見ている訳ではありませんが、恋川さんの気迫はちょっと凄い。そして、阿部薫の音にギターが絡む(これだけでも凄い)「セプテンバー・ソング」。2篇目は「幻視者 ―Patti Smithへ―」。まるで、言葉の機関銃。この先どこまで行くのか?。解りませんが、また、聞きたいと思います。でも、ちょっと怖いような感じもしています。
 オープンマイクのトリは、久々登場の美季マドカさん。今回は5月18日以来となる、『美季マドカ 2006東京 SYO-WA KAYOU SHOW with フーゲツのJUN 「ラストフライト」』でした。打ち合わせなしのぶっつけ本番の割には上手く噛み合っていたような、無いようなステージでしたが、やはりこの組み合わせは絶対に面白いと思います。美季さん自体は今回、ちょっとテンポを遅くしたようですが、今回も楽しいステージだったと思います。

そして、最期はフーゲツのJUNさんのポエトリー・リーディングです。今回は映画「八月の濡れた砂」のラスト・シーンのような詩だったと思います(または「太陽の季節」のラストシーンとしても良い)。それは心地良かったのかどうかはちょっと微妙な所でしたが、それもこれも9月1日がなせる技。夏というには遅すぎ(ボクは「八月の濡れた砂」は7月下旬〜8月上旬に見ます)、そして、秋にはまだ早すぎる。9月1日はその最たる日です。ただ言える事は今年も9月が来てしまったという事。誰のせいでもありゃしない。ただ、それだけの事です。
 今月も密度の濃いE.G.P.P.100でした。新大久保「水族館」を出ると、冷ややかな風がしらない間に背中を叩きます。陽も短くなり。夜が、夜が冷たい新宿百人町の夜でした。(担当:13号倉庫)
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2006年08月27日

オープンマイク Naked Loft 2006年8月23日

E.G.P.P.100でお馴染みのイェース北村こと北村幸生さんがNaked Loftに出演するというので、行って来ました。
 E.G.P.P.100以外のオープンマイクは初めてで、ちょっと面食らうところが数多くありました。今回はNaked Loftということもあってミュージシャンの方がほとんどでしたが、司会・進行など、殆ど観客を意識していないというか、あまり観客を必要としていないオープンマイクだったように思います。今回の出演者はある意味、客などいなくてもプレイをするのでしょうし、店側もミュージシャン達がそれなりにいてくれれば商売になるのでしょう。そのの意味ではエンターテインメントからは、ほど遠いイベントだったと思います。多分普通のイベントはこういう感じで進行して行くのでしょうが、もう少し頭を使った方が良いのではないかと思います。もちろん、ミュージシャン同士の交際の場としては成立しているとは思いますが、それだけではムーブメントは起きないように思います。

● 北村幸生(イェース北村)
出演順が2番目ということもあり、多少やりにくかったようです。ほとんどハズシまくったというところですが、そのリアクションはやはり面白かったと思います。しかし、客が少なかったという事もあり、ほとんどフォローが出来ず、自滅状態。ある意味では非常にハラハラさせる舞台でした。そのうえ15分という長い持ち時間なので、ネタを増やした分、練習不足が目立ちました。この辺は場数の問題もあります。芸人はこういう舞台をたくさん踏んで上達していくのですね。その意味では良い舞台を見せて貰いました。ただ、イェースの衣装がシワだらけだったのはちょっと残念。商売道具なのですから丁寧に扱いましょう。
● くつしたさん
つい先日、松岡宮さん主宰の赤坂御盆に出演されていた、くつしたさんに再会しました。くつしたさんは今回もオープニング・アクト。赤坂ではソーメンのサービスで、ちょっとメンくらいましたが、今回も元気なステージを見せてくれました。特に2、3曲目はちょっと気に入っています。今回も自信なさそうなステージに見えましたが、案外、くつしたさんのキャラクターは貴重です。

●その他の出演者
南風亭こまさん。ヘビーな歌詞でガンガン聞かせてくれました。
蛯名煎さん。ひとりジャックスという感じで繊細かつ、力強いステージでした。
サノ・オリエさん。声が良かったです。

他、案外アコースティック系のアーチストが多く、演奏と声はなかなかのものだったと思います。(担当:13号倉庫)
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2006年08月22日

SPIKYS 赤坂御盆 2006年8月16日

松岡宮オーガナイズによる、赤坂御盆に行って来ました。今回はSPIKYS、MARIちゃんのソロが聞けるのが楽しみでした。MARIソロは、最初の虎猫祭で何曲かやっているのと、去年の路上アコーステイック・ライブや、今年7月の虎猫祭りでのSPIKYSアコースティック・バージョンがあるのだけど、普段のSPIKYSとは違った面白さがあるので、聞き逃せません。
 赤坂御盆、会場のL@N Akasakaは、照明がステキなライブハウスで、今回初めての参戦でしたが、ハコ的にはなかなかのモノ。音も悪くなく、とても聞き易いライブ・ハウスでした。
 今回のオーガナイズは、松岡宮さん。松岡さんを聞くのは今回が初めてだったのですが、イベントが終わってみると、成る程、松岡さんらしい(たぶん)イベントだったように思います。それぞれの出演者は、皆、それなりのスケールを感じさせるのですが、案外、松岡さんの指向の範囲内に収まる所でプレイしていたのが印象的でした。

本日の出演者
● くつしたさん
入場初っぱなから、客席に敷いたゴザの上で流しソーメンのサービス?。初見の客としては、それこそメンくらってしまいました。これはくつしたさんのアイディアだそうですが、実に面白い事を考えたと思います。案外、このパフォーマンスで、今回のイベントの方向性が決定付けられたようにも思います。今回は弾き語りっぽいバージョンでしたが、機会がれば、パンク・バージョンも見てみたいと思いました。
●MARI & SPIKYS with Satt-chin
相変わらす力強いピアノの弾き語りでした。たぶん、MARIちゃんは小さい頃からピアノをやっていたんじゃないかな?。そういう意味では安心して聞けたのですが、途中からちょっとあやしくなってきました。それでも何とか収めたのはMARIちゃんのパワーなのですが、1曲目だったので、ちょっと声が出ていなかったようです。
 2曲目からはひーちゃんとダンサーのSatt-chinが入り、SPIKYSロックンロール・ショー全開。ダンサーのSatt-chinは、加入間もないので、チョット遠慮気味。もっとガンガンとばしてくださいネ。SPIKYSとしては、もっと破天荒なステージでも良かったように思うのですが、今回は赤坂御盆に合わせたようなステージングでした。シャイな3人組としては、結構、器用にまとめたステージだったと思います。
● TRicKYさん
色物系なのでしょうか?。マジ系なのでしょうか?。どちらにしてももう少し突き抜ける必要があるでしょう。選曲のセンスは悪くないので、何時か何処かで見る機会があるのを楽しみにしています。
● レンダ
レンダ、ライブ開始直後、鶴岡監督をはじめとする、客席の30男3人組が写真を撮るという事で、カメラマンとして、ちょっと席を外しました。そして、戻ってきてビックリ。
 レンダ、レンダ、レンダ、レンダ、レンダ。基本的には80年代のテクノ・ポップと戸川純なのでしょうが、歌詞が良い感じで耳に入ってきます。そればかりではなく、映像が想像できる。これは、美季マドカさんの時もそうだったのですが、聞いている者としてはとても幸せな瞬間です。また、この歌詞をバックアップして、抜群のアンサンブルを聞かせてくれたキーボード・マン。サウンドの厚みは打ち込みならではのものなのでしょうが、その中で、スリリングな展開を見せるキーボードは、まさにレンダのもう一つの顔でした。SPIKYSもそうなのですが、これは、2人の息がピッタリと合っていなければ出来ないと思います。それにしても良いライブを見せて貰いました。
 余計な事を一つ、演奏中、ボクは何となく、羽中ルイを想像してしまいました。羽中ルイは80年代のエロ劇画作家。女子高生を題材にして、人気があった作家ですが、エロというよりは、当たり前の事を当たり前に描いた作家だったように思います。当たり前の奥にある物は、案外、当たり前ではないというちょっと不思議な感覚。レンダ、近い内にまた。
*鶴岡監督=インディーズ映画のプリンス。最新作「This is my Life」
*美季マドカ=昭和歌謡を彷彿させるアーチスト
●松岡宮さん
まずビックリしたのは、松岡さんの表現力です。これは、フーゲツのJUNさんの時にも感じたのですが、全身から発する電波が空間を飛びまくっているのですね。歌うように語る、語るように歌うというのは、多分こういう事なのでしょう。バンバラバン、バンバラバンが耳から離れません。BGMも確実に松岡さんの世界そのもので、特にゲストのお経の入った作品は今回のメインだったように思います。松岡さんの世界はある程度完成されているように思いますが、今回のライブは、松岡初心者としては、案外入りやすいライブだったのではないでしょうか?。それにしても、久々に初期の「東京キッド・ブラザース」を彷彿させてくれたステージでした。松岡さんの世界も、近い内に、また体験したいと思います。(担当:13号倉庫)
*フーゲツのJUN=60年代からのフーテン詩人
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2006年08月20日

2006年のE.G.P.P.100(8) 2006年8月4日

今月もベタ遅れで、更に都合の悪い事に、お盆休みなどが入ったため、リズムが大幅に狂ってしまいました。そんな訳で、頭のヒューズも接触不良気味で、記憶がアチコチ飛んでいます。いつもメモなどは取らないので、時間が空くとちょっと大変ですが、これもまた頭の体操という事で、ご容赦の程。
 8月のE.G.P.P.100、テーマは「真夏の夜のJAZZ !!」。この日、新大久保「水族館」のBGMはまさにジャズ一色。ボクは金管楽器、特にトランペットがあまり好きではなかったので、ジャズの良さが解るのには、かなり長い時間がかかりました。もちろん、60年代のジャズ喫茶は未体験。その後、文芸坐のオールナイトで日活映画の「狂熱の季節」や「黒い太陽」を見てから少しずつジャズも聞くようになったのですが、難しい事は良く解りません。
 それはそれとして、今月のE.G.P.P.100は、バージョンとしては、かなりまったりした展開だったように思います。しかし、今月も出演者は、ほぼレギュラー陣で固まっていたので、安心して見ていられるE.G.P.P.100だったと思います。

いつものように今月もJUNさんのMCからスタート。これは毎回の事なのですが、毎月のテーマについてのJUNさんの解説は、いつも解りやすく、ある意味、その月を見事に象徴しています。
 オープンマイク、トップは、これもいつものようにbambiさん。今月も楽しい講話でした。この所のbambiさんの講話は、ある意味名人芸とでも言うか、bambiさん独特の個性が大噴出しているので、とても良い感じです。
 さて、2番目以降、記憶が定かではありません。順番、出演者など、抜けていたらゴメンナサイです。
 イェース北村さん。今回は一皮むけたパフォーマンスでした。芝居と話芸の微妙なバランス。一種の乗り移りというか、これで、テンポが出てきました。まだ完璧ではないものの、スケールがグッと広がった感じです。ネタ的にも今回のネタは、妙に笑いを作らず、主張をある程度全面に押し出す事で、落差が出てきました。イェース北村、良い感じ。
 久々、やまさんの、退院後初E.G.P.P.100ライブ。その前に、歌姫、マツイサトコさんのライブでお会いしていました。少し細身になったやまさんですが、今回のライブはやまさんパワー大爆発。特にアンコール曲は、感動山脈そのもの。久々のやまさんのステージは、今月のE.G.P.P.100の見所の一つ。堪能しました。
 おもとなほさん。先月の印象が今月も残っていたのですが、今月もしっかりツボを押さえたパフォーマンスでした。それにしても、毎月、新作を出すのは大変なパワーだと思います。
 PARAさん。この所E.G.P.P.100ではご無沙汰なPARAさんでしたが、今回は直球真っ向勝負の朗読で新境地を見せてくれました。PARAさんの演出タップリのパフォーマンスもステキですが、今回はもう一つ、スケールが大きくなったように思います。PARAさんも今月の見所の一つでした。
 ダルマ舎、平山さん。JUNさんとは別な視線で60年代と現在を繋げる、ウラ加山雄三、ダルマ舎JJは今月も健在でした。 
 平山さんのパフォーマンスのあと、JUNさんとのジャズ対談が実現。これはもう、当時を知る人だけが語れる話で、平山さんもJUNさんもノリノリの対談になりました。実際の所、この対談だけで、イベントが組めそうです。ディープな対談はまさに、真夏の夜のジャズ対談でした。
 そして、今月のトリは、お馴染み、BOUZ PAPA パンクのコボリイチエンさん。8月の忙しい時期、多少夏バテ気味でしたが、BOUZパンクは健在でした。アンコールに今年最大のビックヒット、「キミに会えてよかった」の歌をお願いしてしまいました。今回は8月ということもあり、戦争を取り上げた作品が多かったので、コボリさんの未来への希望をこめたこの作品は、どうしても聞きたかった所でした。

オープンマイク終了後、今月もタップリとJUNさんのポエトリー・リーディングが聞けました。先月に引き続きとても良いエンディングとなり、今月も充実したE.G.P.P.100だったと思います。(担当:13号倉庫)
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2006年08月19日

SPIKYS「TOKYO DECADANCE」2006年7月29日

鶴岡みゆき監督「This is my Life」関係者試写終了後、映画の宣伝を兼ねて、南青山へ。
「TOKYO DECADANCE」
 当初はチラシを置いてくるだけの事だったのですが、鶴岡監督の交渉でスタッフ扱いで乱入。この日のSPIKYSは会場の都合で、リハーサルが飛んでしまい、ほぼぶっつけ本番の状態。さらにライブのためのPA装置なども真っ暗の会場ではどこにあるのか解らず、トラブル続発。ボーカルが拾えなかったのは残念でしたが、鶴岡監督が急遽PAを担当して、何とか乗り切りました。SPIKYSのステージとしてはいつもに比べパワフル気味の展開。それは客層にもよるのだけど、今回からダンサーとして参加した「さっちん」もいい味を出していて、5人組SPIKYSのライブ・パフォーマンスとしては、今年のベストに近いライブだったと思います。
 ただ、このイベントはファッションや雰囲気がSPIKYSにマッチしているのか、パフォーマーや観客のコスチュームが派手なので、ある意味SPIKYSらしさが埋没してしまったような感じもしました。これはSPIKYSの良い所でもあるのですが、案外どのようなステージにでもそれなりに、ハマってしまうのかもしれません。
 それにしても、SPIKYSのメンバーと鶴岡監督の元気の良いこと。翌朝バッタリと倒れたのは、たぶんボクだけだったのでしょう。この日のイベントはSPIKYSの貴重品係に徹していたので、他のパフォーマンスはほとんど見ていないのですが、個人的には、地球外生物HANAKENGOはやはり面白かったと思います。(担当:13号倉庫)

本日の出演
メカロッキンSPIKYS
ドラァグクイーンLUCIANO
地球外生物HANAKENGO
パフォーマンスHENNAYATSU
フェティッシュショー『六本木ミストレス』の女王様
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2006年08月03日

高島野十郎展 2006年7月16日

前に美術展に行ったのは、もう30年も前の話になります。別に美術とかに偏見があるわけではなく、このジャンルは、情報としては入ってくるのですが、何かしら、後回しになってしまいます。それでも美術館に足を運んで見る絵画の印象は、いつも強烈で、呆然と立ちつくしてしまう事が多いのですが、今回の高島野十郎展もそんな感じの美術展でした。
 この展覧会に興味を持ったのは、フーゲツのJUNさん主催、7月のE.G.P.P.100で、ケイスケさんがこの展覧会の事を熱く語ってくれた事が一番の原因でした。そのケイスケさんは、チナ・キャッツのおはるさんからこの展覧会の話を聞いたそうです。また、フーゲツのJUNさんのブログ「風雅遁走」のレポートも要因になっています。土日は混みあうということでしたが、スケジュール的には16日(日)が都合が良かったという事もあり、三鷹に向かいました。
 実は、三鷹まで足を伸ばすのは、やはり30年振りで、学生時代の友人がいた時に数回訪れたきりです。三鷹市美術ギャラリーは、その友人が住んでいた所とは反対側の駅前にあり、そういう意味では全く未知の土地といっても良いでしょう。印象としては、都市と郊外、微妙に中途半端な町の感じがしましたが、中途半端、いい加減な自分としては、何か、落ち着く町並でした。
 日曜の午後、案の定、三鷹美術ギャラリーは、たくさんの人で熱気がありました。入り口の自画像、普通見かける自画像は、ポートレートのようなものが多いのですが、野十郎の自画像は、まるで、昔のストーンズ、キース・リチャードのような、やんちゃな表情がとてもステキな自画像でした。その奧の果物の絵も離れて見るとまるで写真のように見えるのですが、推定15cm程(目が悪いので)に近づいてみると、やはり絵の具のタッチなのです。これは、昔見た絵画の時もそうだったのですが、目の錯覚なのか何なのか良く解りません。ただ、言える事は、前の絵画(作者は忘れました。たぶんユトリロだったかも)も高島野十郎もボクには魔術師としか思えません。それは雨の京都のお寺の絵にも言える事で、近くに寄って見ると、タダの罫線にしか見えません。絵画鑑賞初心者としては、もうそれだけで、ビックリです。
 そして、思わず立ち止まって、じっと見てしまったのが月を描いた作品。まばゆい月もステキなのですが、そこに広がる暗黒の空。暗黒なだけにほとんど何も見えないのだけど、これは気配ということなのかどうか確信は持てませんが、その見えない部分からのアピールが強烈に感じられます。
 暗闇から何かの気配を感じる。じっとのぞき込む。確かに何かあるような感じがする。だからまた、のぞき込む。そんなキャッチボールをしばらくしてしまいました。
 そして一連の蝋燭の絵。この作品のあった部屋は照明も凝っていたのですが、それはちょっと演出過剰な感じがしました。しかし、一連の蝋燭の絵は、まるで、蝋燭が実際にそこにあるのかのように揺らめいていました。これらの一つ一つについても、それが置かれている部屋の中のドラマが無性に気になり、絵の前で考え込んでしまいました。
 あまり絵を見ていない自分としては、高島野十郎の本当の凄さは良く解っていないと思いますが、とても考えさせられ、頭の刺激になった美術展だったように思います。(担当:13号倉庫)
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2006年07月24日

2006年のE.G.P.P.100(7) 2006年7月7日

またまたタイミングを逃してしまい、果てしない時間がたってしまいました。今月もヤボ用が多く、土日に行われるイベントをこなすと、あとはグッタリ。この後も、そんな日が続きます。

今月のE.G.P.P.100、数えて60回目のテーマは、「星祭りの夜/星巡りのうた」。今月はマンスリーゲストがなく、オープンマイクのエントリー掲示板も直前まで、動きが鈍かったのでどうなるのかと思っていましたが、結局は押せ押せの展開で、今回も密度の濃いE.G.P.P.100になりました。ゲストがいないとはいえ、ある面では、出場者全員がゲストを張ってもおかしくないメンバーが多く、これは、常連出場者が多かったという事もあるのですが、今回はそれが良い方に出たようにも思います。久々にJUNさんの長編も聞く事ができたし、今月はJUNさんの書き下ろし戯曲を、おもとなほさんが上演する、というE.G.P.P.100ならではのビッグな企画も実現。E.G.P.P.100内のジョイント企画は案外、新しい方向に発展して行く可能性があるかもしれません。

「風月堂の詩」お馴染みといえばお馴染み、JUNさんの代表作。何回聞いても、また聞きたくなる詩です。今回はこの詩でスタート。しかし、今年はあまりやらないので、それだけでも貴重なイベントになりました。今回この詩を聴けたのは、ちょっとラッキーだったのかもしれません。

そして、オープンマイクがスタート。いつものように、トップバッターはフーゲツ亭(JUN)さんの一番弟子、bambiさん。考えてみるとbambiさんの講話も、もう半年になります。今では、もうE.G.P.P.100に定着したというか、新たな世相&生き方の分析&解説としても、その独特な視点が、新鮮かつ、感動的に伝わってきます。
 2番手はこれも安心して聴ける、リバースクラウンさん。このグループも毎回楽しいMCとステキなミュージックを聞かせてくれます。リバースクラウンさんはこの度、ギター教室も開設。異性にモテたい方は是非という事なので、興味のある方は、リバースクラウンギター教室に参加しましよう。
 3番手は、E.G.P.P.100のお笑いを一手に引き受けている、イェース北村さん。今回は良く解らないのですが、新キャラクターのドクターネタも披露してくれました。十字架を持てば、神父、白衣を羽織ればドクター。ストレートで非常に解りやすい展開ですが、さて、どういう形になっていくのか?、これからが楽しみです。
 4番目はウラ加山雄三こと、ダルマ舎の平山さん。今回は十八番の「コーヒー」と「夢のノースビーチ」+ドロップアウトカレッジのアピールをやってくれました。平山さんの帽子をナナメにかぶり、首を傾げての朗読は、ちょっとカッコ良い。これは、なかなか真似をしようとしても出来ません。

ここで、「共謀罪に対する表現者たちの会」の方々のアピールがありました。共謀罪であれ何であれ、法律という物はろくな物ではありません。大体、世界の中でも先頭を走っているといわれているこの国で、毎年毎年、無数の法律が作られている事が、ボクにはよく解りません。わけのわからない法律をたくさん作らなければいけない状態なんて、よく考えてみると最低なんじゃないかな?。共謀罪もそうですが、解釈次第で悪用出来る法律が多すぎます。多分、正義などというものは、解釈でコロコロ変わるものではないんじゃないかな?。

そして、6番手はケイスケ(KsK)さん。今月も鋭い詩を朗読してくれました。ケイスケさんの感性の細やかさは、今月も健在。ボクにとっては、見えない部分、見過ごしている部分をやさしく指摘してくれているようで、凄く納得。とても落ち着く詩です。そして三鷹で行われていた「高島野十郎展」のPRマン。おはるさんからケイスケさんへ。そして、JUNさんを始めとして、E.G.P.P.100では何人もの人が三鷹に行ったのではないかなぁ。
 7番目は歌姫、マツイサトコさん。サマーライブも良かったけれど、今回のE.G.P.P.100もステキでした。8月1日のサヨナラ公演後に渡米、来日公演は今年の秋になりそうです。
 そして8番目はE.G.P.P.100のヘビ女、まきヲさん。七夕という事もあり、コスは絶対浴衣だと思っていたのですが、なんと、メイドで登場。それも、秋葉原にいるようなメイドではなく、何故かリアルに感じるメイドです。リアルといっても、メイドって何なのかは解りませんが、めちゃくちゃ本物っぽい!。と、いうか、まきヲさんのリアリズムがそこにある。たぶん、まきヲさんのようなメイドは絶対いないのでしょうが、オープンマイクのまきヲさんはメイドそのものでした。
 9番目はまきヲさんの知り合いらしい名古屋の3人組、ナゴヤーズのシャッフル俳句。言葉をシャッフルして、俳句にするという偶然の面白さ。ボクの中では案外大受けでした。また、上京の際には是非E.G.P.P.100でシャッフル俳句を披露して下さい。
 
オープンマイク、今夜のトリは、ひとりシバイのおもとなほさん。今夜の出し物は、JUNさん書き下ろしの戯曲「星祭りの夜」。2幕に渡る大作で、おもとさんも大変だったと思いますが、凄く良い作品になっていました。今回、男装のおもとさん、昔見続けた、状況劇場の李麗仙のように決まっていました。JUNさんの戯曲も次から次ぎへと風景がリアルに浮かんでくるので、忘れていた状況劇場を思い出させてくれました。この作品は、おもとさんの十八番の1つになりそうです。機会があれば、再演を是非!。

続いてJUNさんのポエトリーが始まりました。今夜はこれを目当てに来た人も少なからずいるように思います。というか、いつものE.G.P.P.100では、時間押しで、JUNさんのパートがカットされることが多いのだけど、本当は、池袋の時のように、毎回ちゃんと聞きたいよね。
 今回は20分を越える大作で、おもとさん同様、ボクとしては大満足でした。題して「星巡りのうた」。この間、新大久保水族館はまるでプラネタリュウムの中のような雰囲気になりました。E.G.P.P.100ではめったに回らない、ミラーボール(今回も回りませんでした)に当たる微妙な光りの反射、水族館の水槽が列車のように連なり、まるで銀河鉄道のような星巡り。ラストはまるで、状況劇場のように、水族館全体に広がる、まばゆい星空。……そんな事はあり得なかったのですが、JUNさんのポエトリーを聞いていると、なんだかそんな景色が浮かんできました。スターウォーズ、エイリアンやウルトラ・セブンは出てこなかったけど、今回は、七夕の夜にふさわしいE.G.P.P.100だったように思います。7月のE.G.P.P.100も密度の濃い一夜でした。(担当:13号倉庫)
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2006年07月02日

シンポジューム「格差社会の中、働かなければならない中高年―どう働くか〜創ろう仕事を〜  2006年6月18日

NPO法人 自主事業サポートセンター主催の「格差社会の中 働かなければならない中高年者ーどう働くか 〜創ろう仕事を〜」というシンポジュームに行って来ました。世の中の現状としては、勿論いろいろな事があるし、いろいろな人もいます。面白い事もあるし、つらい事もあります。ただ、現在が、生きやすく、住みやすい世の中かどうかというと、はっきり「そうだ」と言い切る自信はボクにはありません。それでも何とかやっていけているのは、多分いい加減だからなのかもしれません。実際にちょっとだけ深く考えてみると、矛盾だらけで、考える事さえもバカバカしくなってしまいますが、今回のシンポジュームはパワフルな生き方という意味ではとても為になる話しが多く、有意義なシンポジュームだったと思います。
 特に、中高年になって起業された方々のお話は、本当にパワフルで、元気を頂きました。もっとも、中高年の働き方にはいろいろな形があると思いますが、こうした起業家の方々がパワフルに動ける土壌があるのかどうかはかなり微妙なところで、むしろ、社会的には「老兵は早く去って、税金だけたくさん払って」というのが実情のような気もします。この先、中高年には年金問題や老後の問題など、難問がたくさんありますが、実際の所、社会システムの整備は未整理で、なんとかしようという、かけ声だけはあるとしても、その整備がちゃんと出来るかどうかは疑問であり、不安でもあります。それは若い人も同じだと思いますが、今回のシンポジュームでも遅れて入ってきて、挨拶だけはして、早々と姿を消した議員の姿勢を見ると、むしろ、個人の頑張りだけしかないような気にもなってきます。今回のような催しが数多く開催されることにより、頭の悪い議員の啓発に繋がれば少しは良い方向に向かうかもしれません。
 結局、今も昔も大切なのは、意気込みとそれを具体化するパワーだけなのかもしれません。それは、楽しんで行う事が出来れば最高!。そんなヒントをパワフルな中高年の起業家の皆さんから教えていただきました。(担当:犬 大太)
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2006年06月18日

2006年のE.G.P.P.100(6) 2006年6月2日

今月も忙しさにかまけてレポートが遅れ気味です。ろくなでもない事ばかりしている割にはこのページは結構マジなので、やはり時間がかかってしまいます。最近はまとまってボケーッとする時間があまりないので、あーだ、こーだと考える事も少なくなっていて、自分でもちょっと?と思うのですが、ある程度印象がはっきりしているうちにレポートしておきたいと思います。

正直に言うと、最近のE.G.P.P.100はボクの中ではある程度定番化してしまっているのは事実です。しかし、それはマンネリという事ではなく、ここで表現されている方々の器の大きさをリアルタイムで体験出来るという意味では相変わらず息の抜けないイベントです。ちょっとナマイキを言うようですが、イェース北村さんの面白さはそういう所が楽しみで、回を重ねる事にネタの切り口が鮮やかになって来ているように思います。それは、フーゲツ亭bambi姐さんやおもとなほさんにも言えることで、ボクの毎月の楽しみの一つです。また、このイベントでは、初めてみる人の凄さもたまりません。表現の技術うんぬんではなく、ナマの人間としての素晴らしさ、面白さがそれぞれのパフォーマンスから滲み出てきているように思います。いつも不思議に思うのですが、これはE.G.P.P.100ならではのもので、他のイベントではお目にかかれない光景でもあります。おそらくイベントの雰囲気そのものが醸し出す何かがそこにあると思うのですが、案外その点がこのイベントの強さでもあり、弱さでもあるようなそんな気がしています。前置きが長くなりましたが、一応この半年の総括という事でご容赦の程。

さて、今月のテーマは「六月のクロニクル/みどりなす草の褥(しとね)に」と言うことで、6月といえば、当然出てきて欲しいものがさりげなく、そして大胆に出ていたというか、今月のE.G.P.P.100の底辺に静かに流れていたのには、ホッとするものがありました。ずっと覚えていたい事がさりげなく確認出来るというのは、とても気持の良いものです。

オープニングは、いつものようにJUNさんのMC。映画「20歳の原点」のサウンドトラック(四人囃子の音楽が使われていたとは!)をバックに高野悦子さんの日記に書かれた最後の詩を朗読してくれました。JUNさんはいつものコーナーで、このことに関する詩を用意していましたが、今月も時間が押したのであえなくカット。この作品はいつか、どこかでぜひ聞きたいものです。
 いつものようにトップバッターはJUNさんの一番弟子、今月が誕生月のフーゲツ亭bambi姐さん。今月は60年代音楽での若返りの話から、いつものbambi姐さんのテーマに入るという構成でとても面白いと思いました。
 続いてはKsKさん。新大久保に来る直前に書いたできたての作品を2本読んでくれました。内に向かう詩と外に向かう詩のコンビネーションがとてもステキでした。新大久保「水族館」はちょっと遠いとの事ですが、是非また聞かせて欲しいと思います。
 3番目は、しい子キタムラさん。彼女のキャラクターと、手話を使ってのパフォーマンスは何かホッとするインパクトがありました。手話といえば、インディーズ映画のプリンス鶴岡監督の作品に出演していたsumieさんのパフォーマンスグループ「エンジェル・ハンズ」を思い出しました。案外しい子キタムラさんとの共演も面白いかもしれません。
 4番目はお馴染み、リバースクラウンさん。先月トラブルで出来なかったヒーリング・ミュージックをバリバリの演奏で聞かせてくれました。月並みな言い方ですが、とてもカッコ良かったと思います。ちなみにリバースクラウンさんの光さんも6月に誕生日を迎えるそうです。
 5番目は70年代フォークを聞かせてくれた、はりやさん。新井英一ばりの迫力で、心に浸みる名曲を演奏してくれました。大昔の曲なのに全然古さを感じなかったのがとても不思議な感じでした。今度は、はりやさんのオリジナル曲も聞きたいと思います。

ここで、6月に誕生日を迎える、フーゲツ亭bambi姐さん、「リバースクラウン」の光さん、ひとりシバイのおもとなおさんの誕生日セレモニーが行われました。実は美季マドカさんが「ハッピーバースデイ」を歌う予定でしたが、時間が無く直前に帰られたので、イェース北村さんが音頭をとりました。うさん臭そうな神父さんの「ハッピー・バースデイ」もなかなか良かったのですが、それよりもバースデイケーキがとても美味しそうでした。

6番目は、おもとなほさん。今回はちょっと違う切り口のパフォーマンスでしたが、案外こういう路線もアリだと思います。この先この路線の作品も見たいと思いました。
 7番目は、誠子さん。今回初めて聞きましたが、最初はちょっと緊張気味だったように思います。宮沢賢治の詩はいろいろな所で何回も聞いていますが、誠子さんの雰囲気が出ていてステキでした。もっと聞いてみたいので、よかったらまた、E.G.P.P.100に来て下さい。
 8番目は、ゆひゃさん。この人の詩はとても可愛いと思いましたが、ベースにある物はかなり力強い印象を受けました。そして、最後の韓国語の詩はとても良かったと思います。最初に日本語で朗読してくれたので、意味は解りましたが、それよりも目を閉じて聞いていると、韓国語の響きがとても美しく聞こえました。
 9番目は本日のトリ、イェース北村さん。イベントの流れとしてもイェースさんがトリをとるのは初めての事ですが、それなりに力を付けてきたという事でしょう。イェースさんのネタは結構くどい所があるのですが、今回のNHKネタはかなり面白かったと思います。
 イェースさんのパフォーマンスの途中でBOZEパパ・パンクのコボリさんが到着。真打ち登場で、結局大トリはコボリさんという事になりました(イェース北村さんには残念賞を進呈します)。やはりコボリさんはE.G.P.P.100にはなくてはならない人で、今回は2曲でしたがコボリ・ヒットパレードを堪能しました。

ここでオープンマイクは終了ですが、今月も大幅に時間が押した為、JUNさんのパフォーマンスはカットになりました。本来ならば6月という忘れてはいけない月のJUNさんのパフォーマンスはちゃんと聞いておかなければいけない所なのですが、今回のオープンマイクの流れの中に、それは充分反映されていたと思うので、とりあえず今月は、いつもの不満はありませんでした。

そして今月のゲスト、チナ・キャッツのおはるさんがジャンベの野崎雅人さんと共に登場しました。ボクはチナ・キャッツとか、おはるさんとか言われても全然知らなかったのですが、演奏が始まると同時に全身に電気が走りました。勿論、昔のように総立ちになるような事はありませんが、熱いものが奧底から湧き出てくるような感じでした。カバー曲もオリジナルも全て、おはるさんではの音楽になっていたと思います。ストレートに良い物は良いという多分、それだけの事なのでしょうが、何か、おはるさんの長年の指向が手に取るように伝わってくるというか、今現在のおはるさん、その瞬間を生きているおはるさんがストレートに目の前にいるという、ある意味本当に至福なひとときでした。これじゃ、チナ・キャッツも聞きにいかなくてはいけないでしょう。おはるさんのライブは正しく6月のE.G.P.P.100のラストにふさわしい演奏だったと思います。

E.G.P.P.100、今月も好調でした。7月は7日(金)の七夕に開催されます。おはるさんがいみじくも珍獣の集まりと表現していましたが、更なる珍獣で盛り上がるであろうE.G.P.P.100に足を運んでみては如何でしょう。(担当:13号倉庫)
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2006年05月08日

2006年のE.G.P.P.100(5) 2006年5月5日

今回のE.G.P.P.100はGWの真っ直中での開催になりました。この日は連休中でもイベントが盛りだくさんの1日で、どこに行けば良いのやら、体が幾つあっても足りない1日でした。一応チェックしたイベントは、13号倉庫一押しのロッキンバンド「スパイキーズ」が渋谷で、これも大好きなバンド「ねたのよい」のライブが三鷹の廃工場で、そしてフーゲツ亭の一番弟子、bambi姐さんのDJが上野で、それもほとんど同時に開催されるという、ある意味とんでもない一日でした。これに最初から諦めていたイベントを加えると、もう、気が狂いそうな一日です。そう言えば、前日に見た、お笑いの「ばんびのゾム」のほぼラストステージもこの日でした。そういう状態の中で開催となったE.G.P.P.100も、ゲストが美季マドカさんなのではずせない所です。
 今月のE.G.P.P.100は案の定観客動員、オープンマイク出演者共に少なかったのですが、その分、一人一人の持ち時間がタップリあって、見応え充分のE.G.P.P.100になったと思います。はっきり言って今回はちょっと凄かったんじゃないかな?。

GW、キャンプを早めに切り上げてきたJUNさんはちょっと疲れが目立つ感じでしたが、それでも元気いっぱいのMCでした。

オープンマイクのトップバッターはドロップアウト・カレッジ、だるま舎の平山さん。鶯谷にあった労働組合経営の飲み屋「リストランテ」の詩を本邦初演してくれました。目を閉じて聞いていると、「アリスのレストラン」が頭に浮かんできました。この二つはたぶん全然違うと思うのですが、浮かんできてしまったものは仕方がありません。平山さんはもう一編、バイト先のコンビニで深夜に作った詩も朗読してくれました。生きている心臓の鼓動が聞こえてくるような詩でした。
 2番目はリバースクラウンさん。持参したCDが「水族館」のプレーヤーでは読みとれず、急遽、明智さんのギターソロになってしまうというトラブルもあったのですが、リバースクラウンさんの「あひるちゃんカンオープナー」の宣伝は益々磨きがかかってきたようです。光さんとの間合いも抜群で、E.G.P.P.の名コンビは今月も健在でした。
 3番目はひとり芝居のおもとなほさん。今月は鏡を使った芝居で、また、新しい一面を見せてくれました。特に今回はまとまりも良く、いつか、再演を期待したいと思います。毎月毎月新しい題材での一人芝居は、E.G.P.P.100の楽しみの一つでもあります。
 4番目は、E.G.P.P.100、約1年振りに登場の、のんべさん。おもとさんとのんべさんの一人芝居の連続は今回の見所の一つでもありました。
 同じ一人芝居でもおもとさんと、のんべさんでは全然違うひとり芝居です。というか、今回の出演者全員に言える事なのですが、一人一人の個性には代わりがありません。皆さん、それぞれの個性が今回ほど際だったE.G.P.P.100は、ボクの知る限り始めてだったように思います。
 のんべさんは今回も、のんべワールド全開でした。お題をもらっての一人芝居。次から次へと展開が変わるので、最初はついていくのが大変でしたが、難解ではなく、むしろ解りやすい展開だったように思います。この辺がのんべさんのステキな所で、しっかりとエンターテインメントになっていました。こういう人のパフォーマンスや大衆演劇を、今の小劇場の役者さんたちはちゃんと見ておくべきです。方向性が違うとか、興味が無いとか、そんな事はどうでも良い事で、一度で良いから、ちゃんと見ておくべきです。
 5番目はお馴染みBOUZパパ・パンクのコボリイチエンさん(おめでとうございます)。コボリさんはここ数日、かなり忙しいようでしたので、まさか今月も聴けるとは思ってもいませんでした。例によって今月もコボリヒットメロディ大爆発でした。特に最後の曲は、赤ちゃんソングとしては「こんにちは赤ちゃん」以来の名曲だと思います。
 オープンマイクのトリは、E.G.P.P.100の歌姫、マツイサトコさん。実は今月もキーボードがトラブってしまったのですが、MCを含め、3曲タップリとやってくれました。一度きいたら決して忘れないあの歌声。この所、毎月聞けるのは、ラッキーとしか言いようがありません。

ゲストの前のJUNさんコーナーでは久々にJUNさんの詩をじっくりと聞く事が出来ました。やはりJUNさんのパフォーマンスはJUNさんにしか出来ないという極当たり前の事を再認識しました。この数ヶ月、ちょっとオーバーワーク気味のように見えたJUNさんでしたが、今月はパフォーマンスのキレも良く、一つ一つの言葉がグサリと胸に突き刺さりました。

そして今夜のゲスト、美季マドカさんの登場で、新大久保「水族館」の雰囲気がガラリと変わってしまいました。美季さんは、カバー曲を含めて、タップリ50分のステージでした。やはり、この人凄いよ!。カバー曲に関しては、もっと美季さんにピッタリ合う曲がありそうなのですが、なかなか簡単には思いつきません。むしろ今回のステージではオリジナル曲の良さが目立ったように思います。

それにしても、E.G.P.P.100は不思議なイベントです。観客が多ければ多いなりに面白いし、少なければ少ないなりに充実してしまいます。これは何も今回に限った事ではなく、池袋の時からそんなイベントでした。来月は果たしてどうなるのか?。それは来月になれば解ることです。
 E.G.P.P.100の不思議な面白さは今がちょうど見頃かもしれません。来月は2日の金曜日、宜しかったらぜひ。(担当:13号倉庫)
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2006年05月03日

大日本異ろモノフェスティバルVol.1(前編) 2006年4月15日

オカニワさんのイベントに行って来ました。この日の昼間は秋葉原、メイド喫茶&妹喫茶めぐりで不思議な世界を階間見てきたのですが、鶯谷のWhat`s upはそんなヤワな世界ではなく、開始前から出演者の皆さんの熱気が溢れていて、とても良い雰囲気でした。HPなどで事前のチェックはしたのですが、実際その場に行ってみると予想をはるかに越えた個性派揃いで、楽しい時間をすごさせて貰いました。
 それにしても、オカニワさんは出ずっぱりの出演&仕切でしたが、イベントの要所要所をきちんと締めていて、とても入りやすい情況を作っていたのには感心しました。出演者が安心してプレイ出来る環境を作るという事は案外難しいと思います。
 ジュテーム北村さん、おもとなほさんは勿論のこと、ギター、ベース、ドラムと変幻自在のオカニワさん、アナルちゃん、ゾウさんギターの亀ハメハさん、グラインドのかかったゴキゲンなベースを聞かせてくれた菊池正明とBE-BOP-HIGH SCHOOLさん、久々に聞いたテクノの丸首兄弟、その他、BLOODY CUNT、Thank you、泊(シ白ではない)、下野穣、VAGのみなさん。今回もなのか、今回はなのかは解りませんが、ステキな出演者が多かったので、再び乱入したいと思います。楽しい時間をありがとう。(担当:13号倉庫)

本日の出演
亀ハメハ
菊池正明とBE-BOP-HIGH SCHOOL
BLOODY CUNT(BxCx)
Thank you

下野穣
弾作
おもとなほ
Scum2.1
ジュテーム北村
丸首兄弟
VAG
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