2008年05月01日

SPIKYS TIGER CATS NIGHT5 日比谷野外小音楽堂 2008年4月12日

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(写真提供:スパイキーズ 撮影:13号倉庫)

1年3ヶ月ぶりに行われたSPIKYS主催のイベント、「TIGER CATS NIGHT〜虎゛猫祭〜ATTACK NO.5」。今回は、真昼間に日比谷野外小音楽堂での野外イベントとして、たくさんの素敵な仲間を集めて行われました。
 野外イベントで心配されるのは、天候ですが、今回は、春の太陽が燦燦と降り注ぎ、のんびりとライブに親しむという、野外ライブとしては最高のコンディションでした。イベントとしても、細かなトラブルはあったものの、比較的スムーズな進行で十分楽しめた3時間となりました。

本日の出演者
●YANOME MACHINE
サディスティック・グラムロック・バンドという宣伝の「YANOME MACHINE」。2人の女性ボーカルがキュートでチャーミングでした。1曲目からノリノリのポップな曲でブッ飛ばしてくれたので、ボルテージも一挙に急上昇。バンドの演奏もがっちりしていたので、とても聴き易いグループでした。ライブ終了後、サンプルCDを配布していたので、しっかり頂いて、何回も聞いています。
●みっちー
MCのみっちーは、今回出演不可能となったDJ MIYAさんの穴を埋める大活躍でした。みっちーは、何とウクレレ漫談の牧伸二師匠のお弟子さん。突然の事態にもかかわらず、師匠ばりのウクレレ演奏とネタでしっかりと時間の穴埋めをしてくれました。彼女自身も「こんなステージはやったことがない」という事でしたが、さすがに牧神二師匠のお弟子さんです。みっちーは浅草の演芸場にも出ているようなので、よかったら、ぜひ!。
●レンダ
昨年から、極端にライブが減った「レンダ」。今回、とても楽しみにしていたグループの一つです。今回のステージは、冒頭のイントロダクションから、ただならぬ雰囲気を醸し出していて、ぐいぐいと引き付けられました。まさに掴みはOK。今回はHPなどで流れていた新曲発表がなかった分、今までの曲のアレンジがより高度になり、「レンダ」ワールド全開のステージとなりました。よりヘヴィーなサウンド、よりパワフルになったハコさんのボーカル、ステージ構成なども充実していて、今回のイベントのボルテージを一気に加速させるに十分のライブ・ステージでした。
●SPIKYS
今年に入って代々木公園の路上ライブなど、堅実にステージをこなしているスパイキーズ。特に今回は、路上などと違い、誰にも文句をつけられない日比谷野外小音楽堂ということもあり、とてもパワフルなステージとなりました。確か、スパイキーズのダンサー、キキさんをはじめて見たのが、去年7月の、日比谷野外小音楽堂でのライブだったと思います。あれから9ヶ月、すっかり馴染んだキキさんのダンスパフォーマンスもスパイキーズのロックンロール・ショーには欠かせないものとなりました。細かい構成上のタイムラグはあるものの、ライブ・バンドとして、今回のステージは、今年最高のステージだったと思います。
●GRAVITY AHEAD
今回のトリを勤めたのが、4人組のイケメン・バンド「GRAVITY AHEAD」です。正統派のロック・バンドという感じで、はるか昔の野音を思い出すような音でした。もっとも、ボーカルの人は、開演からずーっと飲み続けていたようで、ライブの時はすでに酔っ払い状態。メチャメチャラフなライブでしたが、最高な盛り上がりとなりました。こういうバンドが最後というのはイベントの流れとしても実に気分が良いものです。

演奏終了後、みっちーの機転で全バンドがステージに上がり、今回の「TIGER CATS NIGHT」も無事終了。春の日差しを浴びながら、ゆったりと音楽を楽しんだ、最高の1日となりました。(担当:13号倉庫)
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E.G.P.P.100/Step81「アンドロギュヌス(両性具有者)の涙」 2008年4月4日

世間的に言えば、新年度を迎えたE.G.P.P.100。80回を越え、いよいよ100回目を目指す新たなスタートの回となりました。ここ数回、静かではあるけれど、熱い炎は相変わらずのE.G.P.P.100ですが、今月は主催者のフーゲツのJUNさんが風邪でダウン気味ということもあり、フーゲツ亭の1番弟子、bambi姐さんがMCを行いました。
ご本人は、結構バタバタしていたようでしたが、bambi姐さんのMCは、案外良い感で、E.G.P.P.100の新しい起爆剤になりそうな予感がしました。
 今回の開催日は、丁度4月4日。まぁ、かなりベタではありますが、3月と5月の間をとって、「オカマの日」ということは、しゃれで良く言われています。それに、ヒョイと乗ってしまうのは、E.G.P.P.100のE.G.P.P.100らしい所です。もちろん、単純に表面的で終わらないのがE.G.P.P.100の真骨頂なのですが、さて、今月は何が起きるのでしょうか?!。

オープンマイクのトップバッターは、北村幸生さん。この日は真夜中にポエトリー・リーディングの決勝戦を控えて、断続的に持ちネタのリハーサルを敢行してくれました。この所、心境著しい北村さんですが、ストレートなポエトリーは、それなりに熱いものがあります。決勝戦はトーナメント方式ということで、対戦者や観客の好みに左右されると思いますが、リハーサルの段階としては概ね良かったんじゃないかな?。
 続いて、久しぶりの、リバースクラウンさん。たぶん、1年以上のご無沙汰でしたが、今月あたりから序々に復活ということでした。「リハビリを兼ねて」とは言いながら久しぶりの明智さんのギターは聞き応え十分。落ち着いたら、光さんとの名コンビのステージを見てみたいです。
 ここで、北村さん、2つ目の出し物を披露。好みから言えば、ポエトリーより、コメディアン的なネタの方が好きなんだけど、ネタはある意味、KYでは駄目なので、そこが難しい所です。まぁ、場数しかないと思いますが・・・。
 本日3番目の出演は、これまた久しぶりの、若きビート詩人、岩井充さん。この人のパフォーマンスを見るのも久々でしたが、とても良い感じでブッ飛ばしてくれました。岩井さんの持っている独特な雰囲気は、結構好きです。
 再び、北村さんのパフォーマンスが続きます。一つ一つのネタは聞く度に良くなっているんじゃないかな?。
 そして、4番目は、お馴染み、渚のココナツさん。果たしてココナツさんの新曲は、今年中にちゃんと聞けるのでしょうか?。それは、夏の太陽だけが知っているのかもしれません。今月も、夏に向かってメロウなココナツ節は健在でした。
 次は、またまた北村さんのステージです。4ネタ目は、最近よくやっているモノマネネタを披露してくれました。それにしても、えなりかずき以外は全く似ていないのですが、そこがなんとも面白い所です。今回は合間合間に北村さんのパフォーマンスという感じでしたが、ある意味、良い感じに入っていたので、ちょっと面白い感じのE.G.P.P.100となりました。
 さて、ここからが本日のクライマックス。先ず、美季マドカさんの登場です。ここの所E.G.P.P.100では登場回数も多く、楽しいライブを見せてくれている美季さんですが、美季さんに関しては、何回聞いても飽きません。今回も最後は「ラストフライト」ということで、とてもスッキリさせていただきました。
 そして、フーゲツのJUNさん。今回は、体調がかなりヤバそうで、珍しく椅子に座ってのポエトリーリーディングとなりました。状態はかなり悪そうで、最後まで持つかどうかが心配でしたが、途中からガンガンブッ飛ばし気味となり、聞いていてハラハラのしどうしでした。変な話ですが、JUNさんのこんな状態でのパフォーマンスを見る事が出来たのも、E.G.P.P.100ならではのことです。
 そして今月のトリ(ゲスト)は、のんべさんのキャラクター、マリーさんです。マリーさんは、出番まで、さんざんモナリザの微笑ビームを奥の席から振りまいていました。ある面では、そこからマリーさんのパフォーマンスが始まっていたわけで、それはE.G.P.P.100にとっても今までに無かった不思議な空間でした。マリーさんのモナリザの微笑は、ぜひ、至近距離で見ることをオススメします。
 そんな、マリーさんのステージは、気迫溢れるものがあり、初めてのマリーワールドに圧倒されました。一度見ておきたかったのですが、これだけのキャラクターの作り込みは、さすがです。
 マリーさんのライブ終了後、梓ゆい(樹瑠)さんが駆けつけてくれました。梓さんのパフォーマンスも、この所E.G.P.P.100で頻繁に見られますが、若手のポエマーとしては迫力満点で、今回も十分楽しませてくれました。

今月のE.G.P.P.100は、こんな感じで無事終了。JUNさんの体調が気がかりですが、100回目に向かって、新たな展開を見せそうな兆しが感じられた一夜でした。(担当:13号倉庫)
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2008年04月19日

E.G.P.P.100/Step80「シックスティーズの静かな日々」 2008年3月7日

今月はE.G.P.P.100、80回目の区切りの月、そして、主催者フーゲツのJUNさんの誕生月と2つの目出度い記念日が重なりました。E.G.P.P.100は、目標の100回まで、あと20回。良くも悪くも心臓破りの丘に近付きつつある記念すべき月となりました。
 今月は年度末という事もあり、バタバタした雰囲気の中での開催となり、オープンマイク・エントリーの方々も少なめ。その点ではチョッピリ寂しい開催でした。しかし、参加された方々はいつものようにパワー大爆発。イベント自体の雰囲気もあり、内容の濃いイベントになりました。

いつものようにJUNさんののMCからスタート。本来は一区切りの記念すべき開催にもかかわらず、淡々としたMCとなりました。考えてみると80回は単なる通過点に過ぎません。

オープンマイクは、恒例、bambiさんの講話よりスタートです。今月も人生を楽しく生きる、貴重なヒントをたくさんいただきました。それにしてもここの所のbambiさん、絶好調じゃないかな?。
 2番目は、ちょっと久しぶりののんべさん。参加者が少な目の時に、たっぷりとのんべさんのパフォーマンスを見られるというのは、一つの贅沢と言っても過言ではないでしょう。
 密度の濃い雰囲気の中で、少しずつ周囲の状況を繰り寄せ、最終的にはしっかりとのんべワールドに到達する流れは、圧巻でした。
 続いて、やまさん。今回はポエマーとして参加。2つの作品を朗読してくれました。音楽同様、やまさんのポエトリーリーディングも、作品と真正面からぶつかり合った重厚なもので、とても良い感じでした。歌も良いけれど、ポエトリーも、たまには聞かせてほしいですね。
 4番目は、渚のココナツさん。この人もE.G.P.P.100に無くてはいけない人です。今月はひたすら愛を訴えていましたが、これからが本格的にココナツさんの季節です。途中まで出来ている新曲の行く末が気になりますが、秋までには多分出来るでしょう(この辺は無責任な想定で申し訳ございません)。
 5番目は、E.G.P.P.100でもすっかりお馴染みになった、美季マドカさん。今月も忙しい合間を縫って参加してくれました。今回は特別に、2月の横浜ZAIMで歌った「港の見える丘」をリクエスト。普段はあまり歌わない歌ですが、横浜ZAIMの興奮をもう一度という訳でお願いしました。
 今夜のオープンマイクのトリは、北村幸生さん。この所いろいろ忙しいようですが、今月も参加してくれました。確か2月には九州、そして3月には北海道と、この時期いろいろな用事が重なっていたようです。それにしてもこの所の北村さんは面白くなりました。あとは、ネタとステージが良くなればいいのですが、それは場数を踏んでゆけば良くなっていくはずです。

今月のJUNさんは、毎年この月に詠んでいた「Birth」ではなく、JUNさんの原点である60年代を見つめ直す作品を朗読してくれました。去年の「SUMMER OF LOVE」もそうですが、あの時代の最中にいたJUNさんならではのポエトリーは聞き応え十分でした。
 流れた時間の中で、得たもの、失ったもの、失ってはいけなかったもの。その辺をちゃんと理解することにより、多分この先の時代が見えてくるのかもしれません。
 間もなく春が来て夏になります。1年の中でも良い季節が続きます。今月のE.G.P.P.100は、そのための前哨戦であるかのように密度の濃い時間でした。今更ですが、JUNさん、お誕生日、おめでとうございます。(担当:13号倉庫)
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2008年04月16日

ヴェクトル美人派「オブジェンヌの恋人〜禁色から非色へ〜」(2)  ニク(29)の日「肉の阿呆船/処女航海」 2008年2月9日

ヴェクトル美人派「オブジェンヌの恋人〜禁色から非色へ〜」の終盤戦、第8日目は、新大久保「水族館」で毎月第一金曜日に行われている、オープンマイク・イベント「E.G.P.P.100」のメンバーが大挙出演しました。文字通り、フーゲツのJUN一族郎党、吟遊詩人時空胎の1日。もっともE.G.P.P.100は、2月1日に行われたばかりなので、今月は2回もE.G.P.P.100が開催されたようなものです。ニクの日の出演者は次のようなメンバーでした。もっとも、これは当初のスケジュールで、多少、入れ替わりがあったかもしれません。

昼の部「歌音の航海」(13:00開場 14:00開演)
フーゲツのJUN(ビート作家をバロウズのCut Up手法で詠む)
あだっち(ディジュリドゥ)
JOKER777(弾き語りディランズ・ソング)
福田理恵(ポエトリー)
小堀イチエン(弾き語りボウズ・パンク)
ララリーヌ(Vocal)+芹澤シゲキ(wB)+村山としや(piano)

昼の部は、JUNさんのポエトリーで静かに始まりましたが、音楽系の出演者が多かったこともあり、冒頭から盛り上がりました。その要因は、初めて聞く、あだっちさんのディジュリドゥでした。ディジュリドゥは、オーストラリアの先住民アボリジニが、今から1000年以上も前 (2〜3万年前という説も)から使い始めたと言われる楽器です。荘厳な音色が横浜ZAIMに響き渡り、幽閉中の舞踏歌さんの動きもヒートアップ。ただ事ではない雰囲気を醸し出しました。
 それに呼応するかのような福田理恵(ふっきー)さんのパワフルなパフォーマンスが続きます。このところ独特なキャラクターを前面に押し出した彼女のポエトリーは、「今が旬」と言っても良いと思います。音楽系では、ボウズ・パンクのコボリイチエン和尚、JOKER777さんなども、迫力十分のステージで楽しませてくれました。
 昼の部のトリは、ララリーヌさん。E.G.P.P.100のゲストで1度だけお聞きしたことがありますが、実は、今回のお目当てのお一人でした。パワフルで、どっしりとしたパフォーマンスは、聞き答え十分。スタンダードナンバーを日本語訳で歌うコーナーなどもあり、情景がより想像できて、心にジーンと響きました。もちろん、ララさんの素晴らしいボーカルがあってのことです。素人目(耳)には解かりませんでしたが、調律が狂っているピアノも何のその、バックのミュージシャンの方々も気合の演奏で、素晴らしい音楽空間となりました。そのほか、個人的には新しいCDの中の曲でしょうか、飯田橋の歌もツボにはまりました。

夜の部「詩肉を喰らう!」(19:00開演)
サイケ演歌新宿前田屋 (ポエトリー)
樹瑠(きる)(ポエトリー)
北村幸生(ポエトリー)
今村知晃 (ポエトリー)
JOKER777(弾き語りディランズ・ソング)
福田理恵 (ポエトリー)
杉田ナターシャ奈央子+平井茉莉(バイオリン)
ジュテーム北村 (ポエトリー)
フーゲツのJUN+あだっち(ディジュ)+太田ふみ(ダンス)

夜の部は、文字通りポエトリーが中心となったイベントとなりました。ただ、記憶があいまいで申し訳ございませんが、多分、北村幸生さんは、昼の部に出演したように思います。
 昼の部に引き続き出演されたJOKER777さんは、ぽんちゃんとのデュオで渋いブルースを。同じく、福田理恵(ふっきー)さんは、昼間とは趣向を変えたポエトリーで、引き出しの広さを見せてくれました。
 サイケ演歌新宿前田屋さん、樹瑠(きる)さんは、新大久保「水族館」のパフォーマンスと比べると、ちょっと気合が入りすぎた感じがしないでもないのですが、迫力あるポエトリーを聞かせてくれました。今村知晃さんは、体の動きがとても面白く、バネ人形のような瞬発力で若い力が大爆発(この人、ラッパーさんなのでしょうか?)。
 そして、今回、楽しみにしていた、杉田ナターシャ奈央子+平井茉莉(バイオリン)のコンビは、じっくりと落ち着いた世界を展開し、耳に心地よい朗読を聞かせてくれました。ナターシャさんのパフォーマンスは、ドラマチックで独特の世界観がとても魅力的でした。
 この後、ちょっと会場を離れたため、ジュテーム北村さんのパフォーマンスは見逃してしまい、トリのJUNさん+あだっち(ディジュ)さん+太田ふみ(ダンス)さんのパフォーマンスも途中からになってしまいました。会場に戻った時はすでに終盤に差しかかっていたようで、舞踏歌さんも加わり、テンションはちきれんばかりの集団パフォーマンスが繰り広げられていました。
 折から世間は、中国の農薬ギョウザ騒動の真っ只中、ニクをターゲットとして、食糧問題をテーマに繰り広げられたパフォーマンス。今夜も、激しく、熱い盛り上がりを見せた夜となりました。(担当:13号倉庫)
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2008年04月11日

ヴェクトル美人派「オブジェンヌの恋人〜禁色から非色へ〜」 2008年2月7日

今年最初のビッグ・イベント、ヴェクトル美人派「オブジェンヌの恋人〜禁色から非色へ〜」に行ってきました。この催しは、2月2日から10日までの9日間にわたり、舞踏歌(成瀬信彦)さんを中心として行われたイベントで、期間中、舞踏は勿論のこと、ジャズ。ポップス、クラッシック、現代音楽など各方面の方々が大挙参加するという、スケールの大きなイベントでした。この間、舞踏歌さんは、地下に作られた牢獄の中に幽閉され、その前で繰り広げられる各種パフォーマンスに絡んでゆくという趣向です。

2月7日昼の部は、横浜ZAIM初登場、昭和歌謡(バロック歌謡)の美季マドカさんが出演。横浜にちなみ、港や波止場の歌をふんだんに盛り込みながらのステージとなりました。いつものライブハウスでは約30分程のステージですが、今回はタップリ1時間。PAなどの不備はありましたが、エコーの効いた地下室で、パワフルな歌声を聞かせてくれました。MCなども好調で、流れるようなステージは、圧巻!。特に、カバー曲「港の見える丘」は横浜というロケーションにもピッタリとはまり、異様なまでの高揚感が漂いました。
 舞踏歌さんは、この間、牢獄の中で、静かに聞き入っていたようですが、それだけでも美季さんとのコントラストは絶妙で、それは正に「オブジェンヌの恋人」のようでもありました。この、密度の濃い静かな空間。これも舞踏歌さんが仕組んだ心地良い空間の一つせした。
 残念ながら、平日の午後という時間帯のため、観客動員はもう一つでしたが、この時間帯に立ち会えただけでも、多大な収穫がありました。

夜の部は、サックス、パーカッションの尾山修一さんが出演。日常で何気に使っているアルミなどの金属製品の音の凄さに驚きつつも、パーカッションの面白さをふんだんに楽しませてくれたライブでした。
 舞踏歌さんは、昼の部とはうって変わり、挑戦的に尾山さんのパフォーマンスに絡み、激しいバトルとなりました。開始早々から、テンションが急上昇で、お2人の絡み合いは迫力満点。息を飲む展開が延々と続きます。お2人のやり取りは、ある意味、ジャズの即興演奏のように素晴らしく、観客にとっても緊張感あふれる気の抜けない1時間となりました。この様な、濃密の濃いパフォーマンスも、舞踏歌さんのイベントならではのものでしょう。横浜ZAIM地下というロケーションもまた、多大な影響を与えていたようです。(担当:13号倉庫)
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2008年03月03日

E.G.P.P.100/Step79 「たまゆらの女/オフィーリア異聞」 2008年2月1日

E.G.P.P.100、今月のJUNさんのテーマは「たまゆらの女/オフィーリア異聞」。シェークスピアの「オフェーリア」からミレーの絵画へ。演劇からアートへと縦横無尽に駆けめぐりました。そのカッ飛びは、正に先月のE.G.P.P.100、ねずみ男(もん)/花のお江戸に義賊出没!」を思わせる展開です。江戸の町から西洋へ。時空を越える身軽さはJUNさんならではのもの。
 今回のオープンマイクは他のイベントとのかぶりの影響で、出演者は7名とちょっと少な目でした。

今夜はまったりと始まったE.G.P.P.100。いつものようにJUNさんのMCを幕開けに、コレまた、ゆったりとオープンマイクが始まりました。
 オープンマイクの幕開けは、いつものようにbambiさん。独特の酔いどれ講話は今月も快調でした。
 2番目の北村幸生さんは、全然似ていないモノマネが逆に面白さを誘っています。この人は回り道が好きなのか、なかなか核心には届きませんが、毎回楽しく外してくれるので、とても楽しみな一人です。
 3番目は樹瑠さん。今回もパワー溢れるパフォーマンスは見応え十分。次回は何が出てくるか?。まだまだ針は振り切れていないように思います。
 4番目はココナツさん。今月も歌詞を忘れて、宿題になってしまいました。しかし、いつものココナツ、ヒット曲は何回聞いても飽きません。
 5番目はふっきーさん。この所ある種の貫録さえ感じられるふっきーさんの朗読は、益々磨きがかかってきたんじゃないかな?。
 6番目はジュテーム北村さん。ジュテームさんは、どんな場合でもジュテームさんの世界を作ってしまうので、そこに入ってしまえば、心地良い時を過ごすことができます。今月もジュテームさんの朗読を聞くことができて良かったです。
 そして今夜のトリはBOUZパンクのコボリイチエン和尚です。新曲も頭から離れないのですが、今月もガンガンぶっ飛場してくれました。

そして、JUNさんのパフォーマンス。今回は20分で解るシリーズの番外編というか、よりディープな展開となりました。色々な人が「オフィーリア」に魅せられた歴史の流れを明解に綴って行くその手法は、今回もずっしり重く、聞き応え十分でした。

E.G.P.P.100、今夜もまったりながら密度の濃い夜となりました。来月(3月7日開催)は遂に80回目の迎えます。(担当:13号倉庫)
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2008年02月03日

E.G.P.P.100/Step78 「ねずみ男(もん)/花のお江戸に義賊出没!」 2008年1月4日

2008年の見聞録は、E.G.P.P.100からのスタートとなりました。早いもので、E.G.P.P.100で迎える正月は今年で4回目(レポートは2005年2月分より)となりました。
 2005年、レンタルショップを畳んで初めて迎える正月。当時はまだ、池袋のスカム2000で行われていたイベントですが、オープニング前からステ−ジに酔っぱらい(岡ちゃん)が寝込んでいたり、舞踏歌(成瀬信彦)さんが訳の解らない詩吟を唸っていたり、お馴染み、BOUZパンク、コボリイチエン和尚が吼えていたり、それはもう、不思議な雰囲気のイベントでした。
 その後、会場は新大久保水族館に移動。池袋時代の雰囲気を残しつつ、新しいウェーブを巻き起こし続け、2008年の正月を迎えました。
 そして、平成も20年目の初春、今年は4日スタートということもあり、オープンマイクの出演者が揃うかどうか、多少不安のE.G.P.P.100ではありましたが、今回は詩人さんを中心に8名の参加者があり、とりあえず正月のイベントとしては安定した滑り出しだったと思います。

いつものようにJUNさんのMCでスタート。正月という事もあり、和やかな雰囲気での幕開けとなりました。
 オープンマイク、今年最初の出演者はbambiさん。今年も彼女のリアルな感性から導かれたスピリチュアル・トークは健在でした。
 続いて、E.G.P.P.100に独特の笑いを提供している北村幸生さん。今年はどうなるのかよく解りませんが、いろいろな可能性に向かって、更なる爆発をしてくれることでしょう。
 3番目の登場は、ふっきーさん。彼女は、この1年で凄く良くなったと思います。今年はもう1段階飛躍の年?。期待のポエマーさんの一人です。
 4番目は、PARA&銀耳ユキさん。平成の「ヘドバとダビデ」のお2人ですが、銀耳さんがご懐妊のため、今年はPARAさんの単独活動になりそうです。本当はもう少し2人のデュオを見たかった所なのですが……。
 5番目は、サイケ演歌まえださん。今回初めて聞きましたが、パワー溢れるポエトリーでぶっ飛ばしてくれました。60年代、70年代の空気感がとても素敵でした。
 6番目は、みにぃさん。今回は即興のポエトリーでした。みにぃさんも懐が広そうなので、今年も洋楽訳詞ポエトリーをはじめ、どんなパフォーマンスが飛び出してくるのか、とても楽しみです。
 7番目は、樹瑠(きる)さん。毎回、変化に富んだ作品を演じている樹瑠さんですが、今回も水賊館の空間を使ったパフォーマンスで引きつけてくれました。
 今月のトリは、今村知晃さん。今村さんを聞くのは、今回が始めてでしたが、この人はラップ系のパフォーマーなのでしょうか?。朗読のリズムがとても良い感じで、耳にこびり付きました。

また、今月はゲストが入りました。JOKER777さん。60年代後半から70年代の雰囲気がムンムンと伝わってくる弾き語りでした。ボブ・ディランの曲を歌ってくれたJOKER777さんの熱唱は、多分アメリカ人が聞いたらさっぱり解らない英語だったと思います。しかし、そのハートは言葉以上に伝わるんじゃないかな?。

2008年正月、JUNさんの出し物は、平成版「ねずみ小僧」の読み切り。時代は正に、「ねずみ小僧」待望論?。うーん、実はまだそこまでは、行っていないようにも思いますが、この先、確かに「ねずみ小僧」待望論が高まる可能性は大きいと思います。
 果たして、平成の「ねずみ小僧」の活躍は如何に!。今回も時代を見据えたJUNさんのパフォーマンスは、正月早々からヒートアップ。E.G.P.P.100、2008年も滑り出しから好調でした。(担当:13号倉庫)
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2007年12月31日

E.G.P.P.100/Step77 「少年ダダ 中原中也/生誕100年」 2007年12月7日

今年最後のE.G.P.Pは生誕100年を迎えた中原中也をとりあげたイベントとなりました。
 今回も中原中也については、多少知っている程度。あまり詳しくないので、勉強になりました。とは言っても、ちゃんと理解するためには、それなりの時間が必要です。そんな時間は日々の忙しさに忙殺され、なかなか取れません。などと情けない言い訳をしつつ、今回のE.G.P.Pレポートを始めましょう。

今回のE.G.P.Pは年末という事もあるのか、各地のイベントと重なり、オープンマイクの出演者もちょっと少な目でした。その分、時間はタップリあり、各出演者はゆったりと重厚なステージを繰り広げてくれたと思います。その意味では良かったのですが、開かれたオープン・マイクなのですから、もう少し、新しいアーチストが参加して欲しい所です。うーん、その辺はどうなんだろう?。

定刻よりちょっと遅れて、いつものようにJUNさんのMC。今回は、まっちゃんの演奏するアイヌの民族楽器「ムックリ」とのジョイントで中原中也全集の中からの抜き読みで今夜の撒くが開きました。「ムックリ」は口琴よりも力強い感じで、JUNさんとのバランスも合っていたんじゃないかな?。

オープンマイクはいつものようにbambiさんの講話からスタート。E.G.P.Pではもう、欠かせないbambiさんの講話ですが、今年もこの人の講話が聞けて本当に良かった。毎回、妙に説得力があり、いつも心を解きほぐされます。
 今回の2番手は、独特の翻訳が楽しい、みにぃさん。今夜もビリー・ジョエルの「マイライフ」を漣健児ばりに解りやすい言葉で語ってくれました。この人も毎回楽しみな一人です。
 3番目は、つい数日前、千石空房で久々にイエスネタを披露してくれたイェース北村(北村幸生)さん。イエスネタ発祥の地、大久保水族館で、相変わらずの「キリス適当―ク」。来年はネタをちゃんと煮詰めましょう。
 4番目は、不敵なセレブ詩人のふっきーさん。今回は中原中也の作品を何編か読んでくれました。特に中盤からの朗読は、迫力満点。語りの迫力は恋川春町さんとはフィールドが違うけど、エンターテインメントとしての朗読に一段と磨きがかかってきたように思います。
 5番目は、先月に引き続き登場のダイスケさん。リアルタイムの現在を感じさせるフレッシュな朗読はとても魅力的です。今夜は友人のドラマーとのセッションもあり、ある面では今夜の聞き所の一つでした。
 6番目は、ご存じE.G.P.Pの歌姫、マツイサトコさん。今夜も聞き応えのある曲を数曲熱唱(新曲を含む)。12月のマツイサトコさんは夜空に輝く星のように煌めいていました。
 7番目、オープンマイク、今夜のトリは、勿論この人、BOUZパンクのコボリイチエン和尚。今年も和尚のヒット曲大爆発でオープンマイクは無事終了となりました。

今年を締め括るJUNさんのパフォーマンスは、今年好評の「20分でわかる……」シリーズの中原中也篇。中也の青春にスポットを当て、JUNさんならではの解りやすい言葉でブッ飛ばす。マイクトラブルでちょっと聞きにくい所もあったけど、中也の時代、サマーオブ・ラブの時代、そして現在と、いとも簡単に時代をワープするJUNさんのポエトリーは、しっかりと2007年に生きるぼくらの時代を捉えているようです。過去の出来事の中に未来へのヒントがあるということは、解っていても、つい忘れがちですが、そういう意味でも今年の「20分でわかる……」シリーズはとても参考になりました。

今年のE.G.P.Pは、「サマーオブ・ラブ40周年」から始まり、ともすれば忘れ去られようとしている様々な人物や出来事を甦らせる試みだったように思います。これは、現在がある意味、時代の曲がり角であり、どちらの道を歩むにしても、ここが考え所の思案橋という状況が大きく影響しているように思います。行こか戻ろかの中間にある、7という中途半端な数字もまた、不思議な巡り合わせなのかも。それにしても、知ってること、知らないこと、毎月のE.G.P.Pの中で、学ぶことが数多くあった1年だったと思います。
 今年も様々なアーチストが強烈な印象を残してくれたE.G.P.P。来年も血に足の付いたパフォーマンスを楽しみにしています。(担当:13号倉庫)
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2007年12月10日

E.G.P.P.100/Step76「死者のまつり/カタコンベ」 2007年11月2日

E.G.P.P.100/Step76開催から1ヶ月以上の時間が立ってからのレポートになりました。ここの所、妙に時間がゆっくりと流れているので、ついのんびりしていたらこんなことになり、うーん、ちょっとヤバイなぁ。

さて、E.G.P.P.76回目、題して「死者のまつり/カタコンベ」も終わってみると充実感一杯。特に今回は、初登場のダイスケさんと、松岡宮さんとのツーマンを控えた、新婚PARAさんが、新婦の銀耳ユキさんと一緒に遊びに来てくれて、微妙な明るさが場内に流れていたのがとても印象的でした。

今月もいつものように、JUNさんのMCからスタート。ハロウィンで盛り上がっていたという新大久保・水族館の飾り付けも、今夜でラストとか。雰囲気はそれなりに……。
 今月のオープンマイクは、10組の出演者が登場しました。このところ常連の方の出演が多いE.G.P.P.ですが、毎回それなりにパワーアウプしているので、いつも楽しみです。

今月の出演者
● bambiさん.。中国帰りのbambi姐さんの講話は、今月も快調。いつものように精神世界の話をキメでくれました。
● ふっきーさん。毎月急速にカッコ良くなっている彼女。今月もふっきー節は健在でした。いろいろなイベントの参加も増えて、独自のキャラと作風に磨きがかかってきたように思います。
● 樹瑠さん。先月に続いての出場で、多少遠慮美味でしたが、ハジケたパフォーマンスを披露してくれました。本当はもっと面白いと思うので、これからが楽しみです。
● ダイスケさん。今回が初登場のシティ系若手詩人です。渋谷に集う若者の心意気や状況描写などを彼の目線で活写。それは、正しく現在のストリートそのものなのでしょう。本人はやたら謙虚でしたが、とても良い詩でした。
● PARA & 銀耳ユキさん。新婦の銀耳さんのお披露目を兼ねて2人で行ったパフォーマンス。2人の息もピッタリ?。PARAさんの世界は確かに広がったように思います。その面では素晴らしいパフォーマンスでした。これからの2人のコラボは楽しみですが、ある意味、銀耳さんの凄さにどこまでPARAさんが食い込む事ができるかが、これからの課題かな?。
● のんべさん。今日ののんべさんは、ちょっと疲れていたんじゃないかな?。いつものスピーディな展開ではなかったけど、無難にまとめた所は、さすが、のんべさんだと思います。
● 成瀬信彦(舞踏歌)さん。いつも華のある舞踏を見せてくれる成瀬さんですが、今回もポップで素敵な舞踏歌ショーを展開してくれました。会場の雰囲気をしっかりと計算に入れたパフォーマンスは見応え十分でした。
● ココナツさん。毎回トロピカルでメロウな歌を聞かせてくれるココナツさん。真夏のビーチがピッタリの曲ですが、夏を過ぎても、この人の歌は毎回欠かすことは出来ません。
● 美季マドカさん。いつもパワフルな美季さんだすが、今回はちょっと声がかすれ気味でした。ノドの調子が良くなかったんじゃないかな?。その辺は心配ですが、久しぶりに聞いた「ラストフライト」はやはり、絶品。
● コボリイチエンさん。今回のコボリさんは、ボクが聞いた中では今年のベストのステージでした。この所は、新曲も必ず入っているので、気が抜けません。ヒット曲をはさんだ構成も良い感じでした。BOUZパンク、健在ナリ。
今回も個性的で迫力あるオープンマイク。見応え十分のパフォーマンスでした。

最後はいつものようにJUNさんの登場です。ここ数ヶ月、BGMはいつものCDではなく、ミュージシャンの方との競演で、息をも付かせない迫力ある展開が続いていますが、今月はBEMさんとの即興ステージとなりました。もちろん、今回も打ち合わせなどはほとんどなく、ブッツケ本番のステージで、息の抜けない展開でした。ある意味、サックスとフルートを駆使したBEMさんが音的な面をコーディネートしていたようなので、JUNさんとしては、ベースの部分では、やりやすかったんじゃないかな?。その点、即興にしては、落ち着いたパフォーマンスだったように思います。いつものJUNさんとは違う展開になったように感じましたが、これは案外貴重なパフォーマンスだったんじゃないかな?。(担当:13号倉庫)
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2007年11月07日

E.G.P.P.100/Step75「革命と同衾した男/チェへの愛を込めて」 2007年10月5日

この日の新大久保・水族館は、キューバ音楽が鳴り響き、まるで、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのような熱気溢れるE.G.P.P.100となりました。とは言っても、今夜はあちこちでイベントが行われていたようで、オープンマイクの参加者は6名と、ちょっと少な目。しかし、どこから集まってきたのか、とても個性的なパフォーマーが勢揃い。迫力あるパフォーマンスが繰り広げられました。

今回のJUNさんのテーマは「チェ・ゲバラ」。10月9日は、ボリビアで彼が処刑されてから丁度40年目にあたるそうです。ボクらの年代でもゲバラについてはほとんどの人が知っているんじゃないかな?。昔々、小雪舞う小さな町の映画館で、オマー・シャリフの「ゲバラ!」という映画をワクワクしながら見た記憶があります。それからもう、何十年も経ったんですね。

オープンマイクのオープニングは、胡散臭い神父というよりは、荒涼とした中南米の酒場で、一番先に殺されてしまいそうな、北村幸生さん。今回は即興でゲバラを取り上げたのですが、そのホトンドが、JUNさんがミクシ上で宣伝のために書き込んだ内容と同じものでした。良く暗記したなぁ。しかし、なんとも言えない味があってとても良い感じでした。北村幸生さんは本当に計算出来ない面白さがあり、そこが彼の良い面でもあります。
 2番目は今夜の紅一点、初登場の樹瑠さん。七・五調のノリの良いリズムでステキな詩を聞かせてくれました。殺伐とした酒場に咲く一輪の花。それもまた、今回のイベントに欠かせない要素の一つでした。
 3番目はニイヤマさん。聞くのは今回が始めてだったのですが、ニイヤマさん自身が旅人として外国を回っていた時の体験談を聞かせてくれました。やはり説得力がありますねー。とてもステキでした。
 4番目は渚のココナツさん。先月はメロウなココナツさんがメロメロになりましたが、今回はいつものようにステキなラブ・ソングが満載でした。ビジュアル的には正に酒場のミュージシャン。ロバート・ロドリゲスの「デスペラード」を彷彿しました。ココナツさんのギターケースには気をつけろ!。
 5番目はジュテーム北村さん。BOUZパンクのコボリイチエン和尚同様、いつもフラリと現れる旅鴉。E.G.P.P.100でもジュテームさんが現れると何かホッとします。今回もジュテーム節は健在。ジュテームさん、ライブ音源とか取っているのかなぁ?。
 そして今夜のトリは服部剛さん。穏やかな表情で、どちらかというと静かな朗読なのですが、その中味はいつも気が抜けません。なかなか服部さんのホームグランド、ベンズカフェの方には行けませんが、なんとか時間を作って一度行きたいと思っています。

今夜のJUNさんは、遊びに来ていた「ねたのよい」のドラム、イギさんとの即興ステージとなりました。ここの所即興が続いているJUNさんのパフォーマンスですが、今回も大迫力のステージになりました。今回は、ゲバラの活動を時系列に並べたためか、講談調の読み切りという不思議な感じで、イギさんのドラムが寄席囃子のように鳴り響き、ノリノリの展開となりました。しかし、ゲバラでノッていいものだろうか?。その辺は各自の反応になりますが、今夜のクラブ「チェ」は、最後までブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのような楽しいライブが続きました。(担当:13号倉庫)
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2007年10月06日

E.G.P.P.100/Step74「サマータイム/ガーシュインの子守唄」 2007年9月7日

今月のE.G.P.P.100は折からの台風接近の影響もあり、ギリギリまで出演者の動向が解らず気を揉みましたが、結局凄いメンバーが集合。今夜も迫力あるステージが展開されました。
 JUNさんの今月のテーマはガーシュイン。ガーシュインと言えば、映画「パリのアメリカ人」とサマータイムくらいしか知りませんが、こういう所に目を向かせてくれるのもE.G.P.P.100の楽しみの一つでもあります。

オープンマイク(最近はレポートの書き出しが遅れ気味です。その分、出演順など、かなり曖昧になっていますが、ご容赦のほど。順番等、ご指摘よろしくです)のトップは、いつものようにフーゲツ亭の一番弟子、bambi姐さんのスピリチャル・トーク。先月は祭りでご無沙汰でしたが、今月はその分も含めて全開トークでした。Bambi姐さんのトークが始まると、場内がシーンとなるのは最早、E.G.P.P.100の定番になったんじゃないかな?。
 2番目に登場は、E.G.P.P.100の貴公子、PARAさん。2日後の結婚報告には驚きましたが、恐らくE.G.P.P.100が独身最後のステージだったかも?。この日は職場の作業着でのパフォーマンス。5月のワンマン以来一皮むけたPARAさんでしたが、成程ね(この辺は妙な後付ですが)。
 3番目は、お馴染み北村幸生さん。この日のパフォーマンスは良かったんじゃないかな?。もっともお笑い芸人というよりは、コメディアンというか役者的な意味合いが強いステージでした。多分、北村幸生の言いたかった所はこの辺なんだろうなぁ。
 4番目は、みにいさん。今月もガーシュイン作曲「サマータイム」の和訳朗読がステキでした。みにぃさんの和訳朗読はビートルズといい、今回といい、まるで平成の漣健児のようです。
 5番目は、お馴染み、渚のココナツさん。いつもはメロウでトロピカルなココナツさんですが、今回はトチリまくりでした。たぶん異常気象(夏バテ)が原因なのでしょうが、それもまたココナツさんらしくて、メロウでした。
 6番目は、セレブ詩人会で活躍中のふっきーさん。最近、一段と磨きがかかった朗読に、思わずため息が……。今回、取り上げたのは、吉本隆明。あまりたくさんは読んでいませんが、ボクも久しぶりに読んでみようかな?。
 7番目は、初エントリーの平井敬人さん。自ら描いたイラストキャラ「りんごちゃん」を大宣伝。この辺のMCはリバースクラウンさんを彷彿する面白さでした。「あひるちゃん」も「りんごちゃん」も、E.G.P.P.100では、ちょっとユニーク。歌も爽やかで、そのギャップもちょっと面白かったです。
 8番目は、駅員フェチの松岡宮さん。今日はどの電車に乗って来たのでしょう?。松岡さんは前回のステージとはうって変わった迫力あるパフォーマンスでした。ある面では、松岡宮の本領がいよいよE.G.P.P.100でも発揮されてきた瞬間でもありました。11月にはPARAさんとの2マンもあるのでそちらの方も楽しみです。
 オープンマイク今夜のトリは、感動山脈、やまさん。何回聞いても素晴らしい、「曼珠沙華」ですが、今回もパワーアップ。聞く度にスケールが大きくなっています。ゲストのゆめやえいこさんが、ホーミーを会場からつけていたらしいのですが、ボクは聞き取れなかったのがちょっと残念でした。

そして、E.G.P.P.100久々のゲスト、1番目はゆめやえいこさん。ともすればパワー溢れて暴走しがちなE.G.P.P.100ではありますが、ゆめやさんの歌は、その暴走の一端を含みながらも決して暴走はしない。案外、熱くなったボクらがふと我に返ると、そこにあるのはゆめやさんのような歌だったりして。静かに燃え上がる熱い炎。一瞬、ウッドストックのジョン・バエズを思い起こしました。
 ここでJUNさんのパフォーマンスが入りました。いつもは最後に行われますが今回は二人めのゲスト歌手、歌姫・マツイサトコさんとの連携という事でのステージ構成です。
 今回のテーマはガーシュインとその時代。20世紀初頭のアメリカ。その混沌を今回も解りやすい言葉で、迫力あるパフォーマンスで見せてくれました。戦後、否応無しにアメリカの影響を受け続けている現実の中で、学校の授業などでは教えてくれないけど、ちょっと考えれば、どこか類似点があるような、ないような。そんなことを考えながら……、今夜のゲスト歌手、歌姫・マツイサトコさんの「サマータイム」へ。それは鳥肌の立つような流れでした。E.G.P.P.100の名場面は数々あるけれど、今夜のこの瞬間も、伝説として長く語り続けられることでしょう。
 「サマータイム」は、スタンダード・ナンバーとして、ジャニス・ジョプリンのナンバーとして、何回も聞いている曲ですが、マツイさんの「サマータイム」は、マツイさんの「サマータイム」として、パワフルにボクの胸に飛び込んで来ました。マツイさんもこの日はゲスト歌手として、いつもよりは曲数も多かったと思います。本当はまだまだ聞きたい曲もあったのですが、それは機会があればライブハウスで。
 月に一度のE.G.P.P.100。今夜もステキな夜になりました。(担当:13号倉庫)
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2007年08月16日

E.G.P.P.100/Step73「新宿1967/あの、ひと夏は熱かった!」  2007年8月3日

1967年の夏がどんなに熱い夏だったのか、その記憶は定かではありません。それはまだ遠い世界の出来事で、ラジオのチューニングを必死に合わせて、ビートルズやストーンズなどの洋楽に耳を傾ける事がかろうじてボクの中にある1967年でした。
 それから40年、猛暑ではありますが、何か、ギラギラと輝くような太陽の熱気が感じられないのは、何故でしょう。それは時代の流れなのかも知れませんが、ひょっとして、1967年の夏も案外こんなものだったのかもしれません。それなりに遊び回っていた夏休み、ボクにとっての1967年は、カルメン・マキやイージーライダーの登場する1969年から始まったのかも知れません。

いつものようにJUNさんのオープニングからスタートです。とうぜんの事ですが、1967年が無ければ1969年は無い訳で、JUNさんの熱い体験は、遅れてきたボクにも当然の事ながらかなりの影響を与えています。このワクワクするオープニングを体験できただけでも至福の喜びでした。

オープンマイク、今回のトップバッターは、天空祭りに参加中のbambiさんに代わり、今回はトークのみで参加予定だった、渚の(夏限定)ココナツさん。結局、今月も素敵な歌を聞かせてくれましたが、間に挟んだMCが、とても素敵でした。
 2番目は北村幸生さん。多分、本人は解っていないんでしょうが、今回もお笑いから遠く離れた作品を聞かせてくれました。今年は試行錯誤の年という事ですが、いろいろやっていると器用貧乏になちゃうよ。というか、ボクが言うのも変ですが、お笑いはそんなに甘いもんじゃないですよ。
 3番目はふっきーさん。数ヶ月ぶりの出演ですが、この人、効く度に良くなっています。この調子でゆくと、ふっきー節の確立は近いんじゃないかな?。
 4番目は、ヒトリシバイのおもとなほさん。今回は、試演という感じで、台本を持ってのステージでしたが、この作品はかなりの傑作のように思います。大事に煮詰めていって欲しいなァ。小道具の使い方もぐんぐん上手くなっているので楽しみです。近い将来、ぜひ完全版を見てみたいです。
 続いて、のんべさん。今回も即興芝居で展開が読めません。何をどう組み合わせて行くか、それがいつも楽しみなのですが、途中からぐんぐん引き込まれました。迫力満点で今回ものんべワールド全開といった感じです。のんべさんの熱い夏。今回も素晴らしいステージでした。
 6番目は、ジュテーム北村さん。この人のステージが見られるのもE.G.P.P.100の楽しみの一つです。未確認ですがmixiには、ジュテームさんのコミュがあるそうなので、今度検索してみます。
 7番目は、数ヶ月振りのPARAさん。5月のワンマン・ライブ以降、久しぶりに聞きましたが、一皮むけてスケールアップした感じです。朗毒志人の新たな展開がとても楽しみです。
 8番目は、美季マドカさん。ひさしぶりに遊びに来たガンジーさんに大受けで、終了後、ガンジーさんとの競演も決まったようです。これは結構楽しみです。今回のステージは、ボクが聞いたステージの中では初めて「ラスト・フライト」をやらなかったステージで、ちょっと物足りなかった感じもしますが、それはそれ。相変わらず快調な美季マドカさんでした。
 美季さんとくれば次は当然、BOUZパンクのコボリイチエン和尚です。コボリさんは先月、風邪で寝込んだようですが、元気そうなので一安心。今回は新曲を聞かせてくれました。たしか「ちゃらんぽらん」だったと思いますが、とても素敵な曲でした。
 オープンマイク、今月のトリは、世界庶民ハナヲさん。ジミヘンばりのギターで1967年を再現してくれました。そうか、全てはここから始まったのかもしれません。

今回のJUNさんのパフォーマンスは、ガンジーさんが競演という事で、とても楽しみでした。二人の息の合った激しいバトルは今回の熱気溢れるE.G.P.P.100を更にヒートアップさせてくれました。多分、1967年はこんな感じだったのでしょうね。今回、新大久保・水族館を独特の熱気で包んだ、二人のパフォーマンスは、多分、1967年の再現であり、2007年の現在そのものだったに違いありません。「新宿1967/あの、ひと夏は熱かった!」。そして、新大久保 2007。この夏も、熱い夏になりそうです。(担当:13号倉庫)
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2007年08月04日

ALL NIGHT RAINBOW SHOW `07   2007年7月7日〜8日

横浜、ZAIM別館2階フロアー全域で行われたALL NIGHT RAINBOW SHOW `07 に行って来ました。当日は、数々のライブ、パフォーマンスが行われ、とても全部は見れませんでしたが、七夕の熱い夜にふさわしいイベントだったと思います。

ライブ
●チナ・キャッツ
ザイムのフロアーは極普通のフロアーなので、まるで、学校の教室で行われているようなライブ感覚でした。バンドと観客が間近に対峙、熱いライブが展開されました。演奏中行われていたライトショウは天井の低さが災いして、アースデイの代々木公園の時とは全然不利な状況でしたが、それでも素晴らしい空間を作ってくれたと思います。チナ・キャッツは、これが2回目ですが、さすがベテランというか、貫録十分なステージでした。七夕の夜に聞いた「オーバー・ザ・レインボー」は絶品。長く心に残ることでしょう。
● フリーキーセブン(フリーキーマシーン+ドクター・A・セブン)
セブンさんのボーカルが冴え渡るロックロールショウ。ボクはフリーキーマシーンのギターにメロメロになりました。アースデイの時よりも良い感じだったんじゃないかな?。セブンさんも貫録のステージ。本当は、こういうバンドが聞きたかったんだよね。
● 及川禅(TUAA)
こういう演奏をノイズ系というのでしょうか?。昔々に屋根裏で聞いた裸のラリーズ以来、結構気に入っています。ただし、聞く方としては、ちょっとパワーが必要なので、残念ながら全部は聞けませんでした。

ダンス
● BIANCA&GUACAMOLE QUEEN
ビアンカさんのグループのパフォーマンスを見るのは今回が初めて。先ず、ビアンカさんをはじめ、ダンサーの方々の動きが美しいのにビックリ。多分相当鍛えているのでしょうね。だから、全然飽きずに見る事が出来ました。ボクの中では、今回のイベントをとおして、一番の収穫でした。ビアンカさん、みおんさん、その他の方々、本当にステキでした。

ポエトリー・リーディング
● 炎氷IZUMI
ラップ系のリーディング?。ゲストの黄金咲ちひろさんの踊りとのコラボレーション。ちひろさんはどこでもやはりちひろさんでした。
● 恋川春町
今回はDJの音楽に合わせてのリーディング。恋川節は今日も良い感じでした。特に、まるで、催眠術のように恋川ワールドに導いてくれるリフレインの巧さはいつも感心しています。
● ドクターセブン
セブンさんの朗読を聞くのはこれが2回目です。今回はフリーキーセブンのライブの前だったので、ちょっと押さえめの感じでしたが、豪快で力強いリーディングはとても気に入っています。
● フーゲツのJUN
ヒッピーコミューンの8mm映画「エンジェル オブ ライト」をバックにポエトリーリーディングをするJUNさん。この前もそうでしたが、横浜に来ると、いつもテンション高いです。

ファンキー・トーク・ショー
真夜中のグダグダトークショーで、かなりフランクでしたが、深夜のワリには快調だったんじゃないかな?。うーん、どうなんでしょう。

その他にもDJなど多彩な催しが繰り広げられましたが、さすがに全部見る体力はありませんでした。翌日は完璧にダウン。しかし、七夕の夜、初夏を飾るにふさわしい、豪快なイベントでした。(担当:13号倉庫)
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2007年08月03日

E.G.P.P.100/Step72 「ラ・ジョローナ/フリーダ・カーロ…痛ましきたましひ」フリーダ・カーロ生誕100年/フリーダに捧げる  2007年7月6日

JUNさんの、この日のテーマは、メキシコが産んだ偉大なる女性画家フリーダ・カーロ。絵画の世界はとんと解りませんが、今年はフリーダ・カーロの生誕100年とのことです。HPでアップされた作品などを見るとそれなりの特徴がありますが、うーん、チョット勉強不足です。
 今月のE.G.P.P.100は観客が少な目。ということは、出演者も少な目なのですが、その分、持ち時間がタップリあるということで、いつものように充実した展開となりました。
 この所、緩やかなオープニングが続いていますが、今回もまた、いつものようにJUNさんのMCから緩やかにスタートしました。BGMはメキシコ(中南米)の曲のようでしたが、CDの音飛びが激しく、ちょっとしたアクシデントとなりました。

オープンマイクのオープニングはいつものようにbambi姐さん。本日は講話ではなく、呼吸法を紹介してくれました。
 続いて久しぶりの北村幸生さん。今年は芸人というよりは役者、パフォーマンスのほうにシフトしているようですが、それはどうなんでしょうね?。個人的には、そろそろガマンの限界点に近ずいてきているような感じがしています。北村幸生に救いはあるのか?。目覚めよ!。
 3番目は、爽やかな南風、渚のココナツさんのラブソング。多分、8月は祭りで欠席のようなので、ここで夏を満喫しなければ、今年の夏は終わりません。
 4番目はやまさん。ここ数回、カバー曲に何を持ってくるかが、とても楽しみです。今月は山崎ハコ。いざ始まってみると、いつもピッタリハまっていて、とてもやまさんらしいと思います。
 5番目は、詩人の紀ノ川つかささん。お名前だけはよく目にしますが、朗読を聞くのは多分初めてのハズです。今月のテーマに沿ったメキシコを題材にした詩を朗読してくれました。
 ここで北村幸生さんが、再ステージにチャレンジ。出し物は18番の「ロックンローラー」でした。うーん、どうなんだろう?。
 6番目はBOUZパンクのコボリイチエン和尚。やはり和尚のパフォーマンスは何回見ても楽しいです。
 オープンマイク、本日のトリはハナヲさん。自作の演奏をCDにして朗読するというステージでしたが、今日はCDプレーヤーが終日不調で、結局は朗読のみとなってしまいました。

そのCDの不調はJUNさんの時にも続き、それが気になって仕方ないうちに終了したので、ハナヲさんとJUNさんには、いつかどこかで、今回の作品をもう一度お願いしたいものです。
 今回はトラブルも多かったけど、こんな時もあるんじゃないかな?。それでも、それなりに面白かったのはE.G.P.P.100の底力でしょうか?。

*今回は書き出しに時間がかかり、記憶がかなり曖昧です。間違いなどありましたら、ご容赦下さい。また、ご指摘など、よろしくお願いします。(担当:13号倉庫)
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2007年06月23日

E.G.P.P.100/Step71「June_Cool Rain in the City/都に雨が降るごとく……」 2007年6月1日

先月は変則開催だったので、正味3週間での開催となりました。まだ、梅雨の季節にはちょっとあるようですが、E.G.P.P.100はもっぱら梅雨モード。今回は、ランボー、中原中也と文学の香り漂うE.G.P.P.100になりました。うーん、文学か。ランボーも中原中也も知らない訳ではないけれど、ちょっと気になっていたのは、もう何十年も昔の話。ああ、もっと勉強しておくべきでした。

今月も、いつものようにJUNさんのMCからスタート。JUNさんの解説はとても解りやすかったです。そういえば、ランボーや中原中也の話は、高校時代だったか、教科書に載っていたので、かすかに憶えていたし、ランボーに関しては、確か映画もあったんじゃないかな?(スタローン主演じゃなくって)。

今月のオープンマイク、トップバッターは講話では、このクニで2本の指に入る、フーゲツ亭bambi、またの名を瀬戸内小寂聴こと、bambi姐さん。この人の講話は毎回心が落ち着きます。
2番手は、今夜、早退届を提出しているココナツさんでした。いつもながらの、荒木一郎バリのメロウなラブソングは、もう梅雨を通り越して真夏のようでした。JUNさんから借用した中原中也風の帽子はピンキーとキラーズのようで、ココナツさんにピッタリ。案外、ココナツさんは帽子が似合いそうです。
3番目は、ヒトリシバイのおもとなほさん。今回は、作り込んだ芝居ではなく、軽い感じの芝居でしたが、それでも、グイグイと観客を引きつけて行くパワーは迫力満点。おもとさん、上手くなったなぁ。
4番目は、このところ、連続出場のみにぃさん。JUNさんから回ってきた中やの帽子がとても似合い、好評のビートルズ超訳シリーズは今月も好調でした。
5番目は、久しぶりの北村C子さん。前回は、とても可愛い自作の詩を手話を交えて朗読してくれましたが、ちょっと見ない間に、説得力が出てきて、圧倒されてしまいました。相変わらず、手話も健在。E.G.P.P.100の愚兄・北村幸生も頑張らねば……。
6番目は、電車に乗って駆けつけてくれた、松岡宮さん。宮さんの出演は、水族館に来るまで知らなかったので、ちょっと得した気分でした。「ここは兄の森」を聴かせてくれましたが、松岡節は健在ナリ。
7番芽は、感動山脈、やまさん。今回は山崎ハコから入りましたが、やまさんのコピー選曲は、その季節の雰囲気にピッタリで、いつも楽しみです。
8番目は、のんべさん。のんべさんの週末、怒濤のライブにはあまり参加できませんが、E.G.P.P.100ではもう、ズーッと見させて貰っています。いつ見ても面白いパフォーマンスはハズレがありません。
9番目は、美季マドカさん。先月は、毎月第4木曜日、高円寺・無力無善寺で行われる、「昭和歌謡ショー」に行けなかったので、ここで聞けたのは、ラッキーでした。相変わらずの「美季マドカショー」、今回も堪能しました。
10番目は、久しぶりのBOUZパンク、コボリイチエン和尚。今回もヒット曲、全開バリバリでした。E.G.P.P.100のイチエン和尚のパフォーマンスは格別です。
11番目は、ハナヲさん。いつも様々な楽器をあやつるハナヲさんですが、今回は、ギターで自作の「花と雨」を熱唱してくれました。どこか、昔の演歌師の臭いが漂うというか、ある意味、芸能のルーツを辿る不思議な空間でした。この辺のニューソングはもっと聴いて見たい所です。
今夜のE.G.P.P.100のトリは、かしさん。6月はbambi姐さんの誕生日という事で、バースディ・ソングをプレゼント。この曲もE.G.P.P.100のヒット曲の一つになりそうです。

先月に引き続き、今月もJUNさんのパフォーマンスは強烈でした。というか、ここ数ヶ月、オープンマイクの密度も濃いのですが、それ以上にJUNさんが濃い。今年初頭より、多少の予感はあったのですが、この所のE.G.P.P.100はちょと見逃せません。
 E.G.P.P.100は益々快調。次回もまた、語り継がれるパフォーマンスが繰り広げられる事でしょう。E.G.P.P.100、今が旬。毎月第一金曜日は新大久保「水族館」にゴーゴー!。(担当:13号倉庫)
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2007年06月07日

E.G.P.P.100/Step70「オレに五月を!(Poetry for Terayama's MAY)」 2007年5月10日

e.g.p.p.jpg
(舞踏歌・成瀬信彦さん 写真提供:かしさん=KARAMI)

「40年目のSUMMER OF LOVE!!」から始まった今年のE.G.P.P.100は、60年代をキーポイントとして毎回ディープなパフォーマンスが展開されています。60年代といっても、それは、最近TVや雑誌などで見られる薄っぺらな回顧趣味的なものではありません。今月も、2007年の自由な空間の中で、一癖も二癖もある出演者の皆さんが、寺山修司の時代を絡めながら、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。
 今月のE.G.P.P.100はGWという事もあり、変則開催。そのため、もう一つのライブとガッチャンコしてしまい、そちらは残念ながらパス。E.G.P.P.100でもお馴染みの北村幸生さんのライブが見れなかったのが、ちょっと残念でした。

今月もJUNさんのMCからスタート。JUNさんの寺山の人となりに迫る解説は、ちょっと興味深いところでした。美空ひばりの母親も凄かったけど、寺山の母親もなかなか。オープニングでのJUNさんの解説は、ラストのパフォーマンスの予告編的な意味合いもあるので、今回は、楽しみが増すMCだったと思います。

今月のオープンマイク、トップバッターはダルマ舎・平山さん。6月2日に開催予定のシンポジュームの宣伝を兼ねての出演で、今回は朗読芝居「ライター売りの中年」を熱演?。若い頃舞台に立っていたそうで、その時の写真を披露してくれましたが、その写真自体が完璧なパフォーマンス。今夜は寺山がテーマという事なので、これは唐十郎の天井桟敷殴り込み事件というような、強引な位置付けにしておきます。
 2番目は映画「田園に死す」で湖畔でコントラバスを弾く男のような雰囲気のPARAさん。今夜は「地獄への扉」と「ファーストフード」。2本とも何回か聞いているけど、今回は流れとして、かなり完成された繋がりになっていたように思います。「ファーストフード」は随分久しぶりだったけど、迫力満点。できれば、もう少し、言葉が聞き取れたほうが良いかな?。
 3番目は、天井桟敷創立時の二重橋の記念写真から抜け出てきたような、bambiさん。何時でもセーラー服が似合いそう。久々に聞く姐さんのハートフルな講話は不滅でした。
 4番目は、先月に引き続き連続出場の、みにぃさん。ビートルズ「A HARD DAY`S NIGHT」の超訳は、漣健児バリに決まっていました。みにいさんの朗読のあいだ、映画のシーンが次々に頭の中に浮かんできました。この映画が公開されたのは64年。そしてビートルズは60年代を駆け抜けて行きました。
 5番目は、トロピカルなココナツさん。いつもは、荒木一郎のような感じで聞いているのですが、今夜はE.G.P.P.100の小椋佳という感じ。昔々、ココナツさんも小椋佳も渋谷にあった天井桟敷付近ですれ違っていたのかもしれません。ココナツさんの歌はこれからの季節にピッタリです。
 6番目は、お馴染み、ふっきーさん。今回は寺山の詩集から短歌を数編と自作の詩を朗読してくれました。特に自作の詩は今まで何回か聞いていますが、ベストだったんじゃないかな?。ふっきーさんは声のトーンが素敵ですが、今夜のコンセプトから言うと、映画「田園に死す」の中での八千草薫のナレーションのような感じでした。
 7番目は舞踏歌、成瀬信彦さん。成瀬さんは不思議な人です。成瀬さんがそこにいるだけで、何となく落ち着くというか、空気の流れが違ってきます。今回のパフォーマンスも自然な空気の流れを感じさせるパフォーマンスでした。多分、天井桟敷の時の美輪明宏ってこんな感じだったんじゃないのかなぁ。
 8番目は感動山脈・やまさん。今回のやまさんは案外マイペースだったように思います。4月の無善寺、今回と良い感じのパフォーマンスが続いています。今回も「曼珠沙華」は圧巻。今夜のコンセプトに当てはめると、意外かもしれませんが、惜春鳥の蘭妖子を思い起こしました。
 9番目はのんべさん。今回の出し物は台本芝居の死神。これは、ババチョップ・シアターで見たばかりですが、E.G.P.P.100で見る死神もまた、格別でした。構成がしっかりしているという事で、天井桟敷で言えば、横尾忠則のポスターという感じ。よくわからないうちに、気が付けば、のんべワールド全開でした。
 10番目はかしさん。今回ははギターの弾き語りでした。うーん、幸せの歌?。幸せ、幸せ、幸せ、幸せ、幸せ……。「幸せの数だけ不幸せがあり、結局プラス・マイナス0なんだよね」と言ったのは、誰だったか思い出せませんが、かしさん独特の暖かい雰囲気がとても心地良い感じでした。勝手に想像、J・A・シーザーのようでした。
 そして、今月のオープンマイクのとりは、マツイサトコさん。今夜の彼女は、玉乗りの少女。寺山サーカス団の一員を見事に演じたんじゃなかな?。サーカス団には空気女のほか、いろいろな団員がいるけど……。今のマツイさんはとても面白いと思います。やはり「ニュー・メキシコ」は何回聞いても良いなぁ。

今月のJUNさんのパフォーマンスは、寺山と大格闘の30分だったように思います。映画「田園に死す」のサントラにのせて、浪曲で言うと、正調「寺山伝」の一席。その中でも、寺山母子を中心とした一編は、案外語られていない部分だと思います。戦後のドサクサの中での、家族会わせ。一体、何ゲーム行えば上がりになるのか?。それとも延々と続く、ハナイチモンメなのか?。寺山の謎は何時、解ける?。
 パフォーマンス中盤、一瞬の静寂の後、聞こえてきた寺山の朗読。それは単純にCDから流れてきただけかも知れませんが、JUNさんとの掛け合いは今夜のメーン・イベントでした。あの瞬間、寺山修司は確かに「新大久保・水族館」にいた!。

「百年たったら帰っておいで、百年たてばその意味わかる」

百年たったらその意味がわかるかどうか、それは解りませんが、ボクにとっては、まだまだ寺山を追い続ける旅は続きます。その意味でも今回のE.G.P.P.100「オレに五月を!(Poetry for Terayama's MAY)」は、とても強烈でした。(担当:13号倉庫)
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2007年05月14日

スパイキーズ in 東京エロ可愛fetinism 03 2007年5月6日

スパイキーズを聞きに、芝浦の小屋に行ってきました。この小屋は1年程前、プロ志向のアーチストの学芸会のようなライブを見に行った所で、音楽を聞かせるというよりは、クラブ、ディスコ系の小屋なのでしょう。照明は綺麗ですが、音楽を聞くにはちょっと音響が今ひとつの感じでした。芝浦の倉庫街にあるので、まぁ、何をやってもOKなのでしょうが、ちょっとねー。前回もそうでしたが、今回も規制が厳しく、それは、ドリンク販売など商売丸出しの感じで、ある意味音楽やパフォーマンスを見る雰囲気にはなりませんでした。もちろん、それは仕方ない事でもありますが、はっきり言って気分が悪い。
 イベント自体も、各ジャンル、ゴッタ煮感覚は悪く無いのですが、ブッキングが「エロ可愛い」のテーマとは裏腹で、薄っペラペラ。「エロ」くも「可愛い」もありゃしない。バンドもダンサーも、観客無視で一心腐乱にパフォーマンスを繰り返すだけ。ある意味その醜悪さがこのイベントの売りなのかもしれません。さすがに終了まで参加する気にはなれず、途中で撤退しました。
 真夜中の帰り道、誰もいない芝浦は、雨上がりという事もあり、とても綺麗でした。うーん、今夜はかなりユルキツかったなぁ。

本日の出演
● スパイキーズ
催しを意識した、MALIちゃんの赤いドレス。ひーちゃんのギター。この、しょぼいイベントの中では、キラリと光るパフォーマンスでした。ある意味、スパイキーズだけが、観客を意識したステージを繰り広げていました。ベースのCさん、専属ダンサーの黄金咲ちひろさんも場数を踏む度にマッチしてきています。今回、MALIちゃんのソロがなかったのは、イベントを意識したスパイキーズのライブ構成だったのでしょう。それにしてもPAが最悪で、歌詞が全然聞こえない。ひーちゃんのギターもほとんど潰れていました。はっきり言ってかなりの悪条件だったように思いますが、どんな時にも手を抜かないスパイキーズは、今年もとても良い感じで、爆走しています。
● 増山麗奈
ウワサの増山麗奈さん。やっと見る事ができました。この人も本来はこんなステージに出るべき人ではないように思います。それにしても増山さんのパフォーマンスは、痛い。人間の剛や情念などをアッサリと越え、人間のダークサイドのそのまた奧の奧。ある意味人間のマグマの部分が階間見える迫力満点のパフォーマンスでした。エロというよりもエロを越えた何か。それは結構、見る者にとっては傷みを伴うものかもしれません。今回は増山麗奈初体験でしたが、この先、機会があれば、増山さんのアートなども見てみたいと思いました。(担当:13号倉庫)

その他の出演者
アーバンギャルド
Hi-Hi Set
東京やさぐれ女
Anna
Hime [P.a born]
蒼羽 マリ
Buri Cama
吉田酢酸
花女(母檸檬)
Kimaira
ruka
yamato
moira.
愛葉るび(MC)
LIM (DJ)
素股Q(DJ)
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2007年04月30日

アースデイ東京2007 2007年4月22日

4月21、22日の2日間開催されたアースデイ東京2007。22日の午後、代々木公園に行って来ました。お目当てはチナ・キャッツとドクター・A・セブン&フリーキーマシーン。2組とも活動期間がかなり長いグループなのですが、ライブを見るのは今回が初めてです。どちらも長年ボクの行動範囲からすり抜けていたグループ。そして、いろいろな意味で、重要な意味合いをもつバンドでした。やはりこの辺は、18年間のビデオショップ暮しの落し穴の一つで、まだまだ知らない事がたくさんあります。実際にアースデイに出かけるのも今回が初めて。
 代々木公園のライブに出かけるのは、80年代初期だったように思いますが、確か、ジョー・コッカーが出演した、フリーコンサート以来のこと。佐野元春、スターダスト・レビューなんかも出ていたように記憶しています(かなりあやふやですが……)。
 久々の日曜日の原宿。代々木公園は、ローラー族、路上ライブなど昔の面影を残しながら、もう一つ迫力が感じられないのは、時代のせいなのでしょうか?。お目当てのアースデイは広い公園で行われていると思っていたのですが、会場は道路を挟んだ野外ステージ付近。いつもは出店やフリーマーケットなどが行われているスペースですが、ここに、ひしめくように様々なブースが所狭しと並んでいました。半分以上は食べ物関係のブースでしたが、エコ関係のブースや青森の六ヶ所村関連のブース、都市開発のブース、市民運動のブースなど、興味あるブースが目白押し。ライブも良いけど、こちらの方もなかなか有意義でした。この辺の情報をチェックせずに出てきたのは、ちょっと失敗。それでも、たくさんのチラシをいただいたので、結構勉強になりました。
 野外ステージのライブも昼前から行われていたようですが、ボクが到着したのは午後3時半過ぎ。なんとか、ドクター・A・セブン&フリーキーマシーンのステージに間に合いました。
 ドクター・A・セブン&フリーキーマシーン。セブンさんとの合体で、フリーキー・セブンとなるそうですが、のっけからノリノリのサウンドで圧倒されまた。フリーキー・マシーンは初めて聞きましたが、いやー、もう、ハッキリ言ってツボですワ。セブンさんのボーカルも、ど真ん中の直球という感じで、ストレートなメッセージがビンビン伝わってきます。そのくせ、ラブリーで、ファミリー。野外という開放感もあるのでしょうが、とても暖かいステージでした。
 続いて、加藤登紀子さん。加藤さんは娘さんとのジョイントライブ。加藤さんは誰でも知っているシンガーだと思います。ボクも昔、日比谷野音のライブなどに行く予定はあったのですが、巡り会わせが悪く、加藤体験は今回が初めて。それにしても今回は予想通り、貫禄のステージで、人間味溢れる歌声はまさに圧巻。娘さんの歌声もビューティフルでした。
 今回のアースデイ東京のトリを飾るのは、チナ・キャッツ。MCによると、ニホンのローリング・ストーンズのようなバンドとの事でしたが、もちろん、そんな形容は必要ありそうで、やはり必要無かったんじゃないかなぁ?。チナ・キャッツも、のっけからブッとばしてくれました。E.G.P.P.での、チナ・キャッツ、おはるさんのソロもステキでしたが、バンドはまた、違った意味で最高でした。それなりの年輪を重ねた味は格別です。言葉を越えたメッセージの波動がステージを包み込み、ボクらの心のなかに自然に浸入してきます。日も落ちて、野外ステージの照明、ライトショウもとても効果的でした。
 そしてフィナーレ。チナ・キャッツ&加藤さんの「イマジン」。コレはもう何とも言えないアースデイへのラブ・ソングでした。そして、セブンさん、フリーキーマシーンも参加しての「Power to the People!!」への流れで、野音は最高の盛り上がりを見せたと思います。この流れは、チナ・キャッツの「風に吹かれて」から「勇気あるもの」、「愛こそはすべて」で想像はついていたものの、正に圧巻。ステージ上の加藤さんは、まるで、ニホンのオノ・ヨーコのようでした(ここ、ちょっと変な言い回し?)。さらに、調子に乗って言わせて貰うと、セブンさんは鞍馬天狗のようでした。
 いやー、それにしても、「イマジン」と「Power to the People!!」がこんなにハマったステージは初めて。アースデイ東京2007、ゴキゲンな1日でした!。(担当:13号倉庫)
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2007年04月14日

E.G.P.P.100/Step69「愛は平等!69(シックス・ナイン)!」 2007年4月6日

多分こういうテーマになるんじゃないかと秘かに思っていた69回目のE.G.P.P.100ですが、ヤバイシーンは一つも無く、無事終了しました。それはそれで、今回も面白かったE.G.P.P.100。恐らく、ヤバイ部分は1週間前のヨコハマに置いてきたのでしょう。

いつものように今夜もJUNさんのMCからスタート。笑いを交えた69のお話はとても面白かったです。69も真面目に語られると、奧が深い?。というわけで、今回のE.G.P.P.100は結構、奧の深いE.G.P.P.100だったんじゃないかな?。
 オープンマイクのトップは北村幸生さん。この所、イェース北村は封印気味でいろいろと新しい事に挑戦しています。もっとも当たりを取っているかどうかは、かなり微妙ですが、毎回それなりに楽しみです。今回はポエトリー・リーディング最中、サングラスをハズして文章を確認するところがウケていました。
 2番目はポエトリー・リーディングの貴公子、PARAさん。今回は出番が早かったので、エンジンが暖まっていない感じでしたが、夢の話はとても映像的で面白かったと思います。
 3番目は、E.G.P.P.100初登場のみにぃさん。かなり緊張されているとの事でしたが、案外場慣れしていたんじゃないかな?。
 続いて、ふっきーさん。この所、ふっきーさんのポエトリーを聞く機会は多いのですが、朗読に関しては、聞く度に上手くなっているように思います。毎回、楽しみな人の一人です。
 5番目はジュテーム北村さん。今年は今の所ジュテームさんのパフォーマンスが毎月見られるのがボクのE.G.P.P.100の楽しみの一つです。今月も味のある日記風なポエトリーをやってくれました。
 6番目はYUCO & KASHIのデュオ・ポエトリー。YUCOさんの、とても可愛いポエトリーとKASHIさんのギター伴奏が決まっていました。今回は全体的にポエトリーが多く、それも個性的な方ばかりだったので、前半のE.G.P.P.100はとても良い雰囲気でした。
 7番目からポエトリー以外のパフォーマンスが続きます。先ずは、のんべさん。今回はあらかじめJUNさんから執事ネタをリクエストされていたそうですが、案外、今回のテーマに沿ったパフォーマンスだったのかもしれません。
 8番目はココナツさん。この所毎月ココナツさんの歌を聞いていますが、いつもとても良い雰囲気で結構ハマっています。ご本人はそんな意識は
ないとの事ですが、ココナツさんの歌を聞く度に、荒木一郎を思い出します。
 9番目はbenさん。Benさんを聞くのは多分、初めてだと思います。今回は身の回りの話と小話を披露してくれました。これがまた、面白い!。あっという間にbenさんの話術に引き込まれました。変な話ですが、こんな感じの芸人さんも少なくなったように思います。勿論benさんは芸人さんではないのですが、また機会があったらぜひ聞きたいと思います。
 オープンマイク最後は先月に引き続いてアリさんでした。なんか、凄く得した感じの今回のE.G.P.P.100でした。国立方面はちょっと遠いけど、機会があれば、アリさんのライブにはぜひ行きたいものです。

E.G.P.P.100、締めはいつものようにJUNさんのポエトリー。先週のZAIMはジャム・セッションでどうなるか解らない即興の面白さが全面にででいて、気の抜けないパフォーマンスでした。その密度の濃いハラハラ感もたまりませんでしたが、今回のE.G.P.P.100では、ひとつの作品ををしっかりと聞かせてくれました。この詩は前にも何回か聞いていますが、パフォーマンスとしてもしっかり構成されているので、今回のE.G.P.P.100の締めとしては、迫力満点のエンディングだったように思います。

次回はいよいよ70回目。5月10日(木)、変則開催となります。新緑の季節のE.G.P.P.100。新大久保「水族館」の夜もまた、格別かもしれません。(担当:13号倉庫)
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2007年04月09日

丘の上の四月馬鹿 ZAIM de FESTA 3月31日

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(写真提供:電脳風月堂)

横浜ZAIMで行われた「丘の上の四月馬鹿 ZAIM de FESTA」は文字通りエイプリール・フールのイヴにふさわしいイベントになりました。世の中の馬鹿さ加減を考えると、今時、よくもまぁ真面目なフールズがこんなにいるものだと、ちょっと感心。
 今回は少し早めにZAIM に着いたので、各階を回って他のイベントも見て回りました。絵画修復教室や現代アートなど、なかなか面白い企画が多く、ZAIM 全体が不思議な空間だったように思います。

イベント開始前、 JUNさん、成瀬信彦さん、川端浩史さんが館内を練り歩く間、ボクは表で行われていたライトショウを見学。ドクター・A・セブンさんの噛み噛みのMCが何とも言えない味を出していました。それにしても凄いライトショウで、これだけでも横浜行は正解。ここで、ひょっこり日本一ゴールドが似合う、黄金咲ちひろさんにも遭遇。そう言えば黄金町もそんなに遠くないはずです、
 丘の上の四月馬鹿は、いつものE.G.P.P.100同様、ゆるゆると始まりました。今夜のトップバッターはJUNさん。案外静かなスタートで、「異教徒のうた」と春田さんのリクエスト「風月堂のうた」の2編。しかし、春田さんは、残念ながら間に合いませんでした。
 2番目は、岩井充さん。E.G.P.P.100では何度も聞いている岩井さんですが、他の場所で聞くのは今回が初めてかも。今回の岩井さんは案外リラックスした感じで、のびのびとしたステージだったと思います。
 3番目はallieさん。今回はステージに上がる予定はなかったそうですが、JUNさんに促されて朗読してくれました。特にアンコールでの、ガンジーさんとの共演は前半の見所の一つだったと思います。
 続いて、服部剛さん。彼のパフォーマンスを見るのはE.G.P.P.100に続いて2度目。この人、やっぱり気になります。
 5番目はのんべさん。E.G.P.P.100では目力の鋭いのんべさんですが、今回は目力よりもネタ勝負という事でしょうか?。むしろお題を瞬時に結びつける感性がきらりと光ったパフォーマンスでした。毎回、気がつくとしっかりのんべワールドにはまっています。今回も見事な構成でした。
 6番目は舞踏の川端浩史さん。舞うと言うより佇むというような感じで、その間の静かな動きは見る方も緊張感が伴う迫力満点のステージでした。手足の動きは勿論のこと、静かな中での自然な体の動きがとてもステキでした。
 7番目はE.G.P.P.100の歌姫、マツイサトコさん。マツイさんはこの所聞く度にスケールが大きくなっているような感じがします。今回も迫力満点のステージでした。ここ当分マツイサトコから目が離せません。
 ラストは舞踏歌の成瀬信彦さん。この人も不思議な人です。体の動きがステキなのは勿論ですが、何というかオフステージの流れがオンステージの凄いパワーを運んできているような感じがします。その意味ではオフステージも見逃すわけには行きませんでした。
 成瀬さんの終了後、お囃子のハナヲさん、パーカッションのKAJI-Gさん、クラリネットのガンジーさん、ドラムの春田さん、ヒトリシバイのおもとなほさんも参加して、豪華なジャムセッションが行われました。このジャムセッションは今回のイベントのラストにふさわしいパフォーマンスで、それぞれの個性が激突する迫力満点のセッションでした。まさに丘の上の四月馬鹿。エイプリール・フール前夜の饗宴。素晴らしいヨコハマの夜はいつまでも続きました。(担当:13号倉庫)
posted by 13号倉庫 at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | イヴェント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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